コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年04月22日

最後まで戦ってくれる

日帰りで浦和へ行ってきた。
向こうは「5年前の借りを返すぞ!」みたいな方向性でこの試合を盛り上げていたようだった。
こちとらその時とはメンバーも大幅に違うし、その時得点を決めた古田くんもいないしで、
借りをつくった覚えはないんだけど。しかし、よっぽど悔しかったのだなと思うと悪い気はしない。

3-2という得点はとても健闘したけれど、力の差はあった。パスミス全然しないんだもん。
ソンユンが3点ぶんくらい防いでくれたので、大差になることは避けられたというかんじ。
強い浦和相手に、それでも最後までしっかり戦えたと思う。
最後までボールに食らいついて攻めていた。あっという間の90分だった。
試合前には「勝って当たり前が危険」だの
「相手に一回もチャンスを与えない」だの言っていた浦和の選手もいたし、
ペトロヴィッチ監督は「7-0の仙台戦くらい良い内容だったし!」と必死なコメントをしているし、
「札幌ごときにこんなはずでは」という思いをさせられたかなと。
(特に私は西川が嫌いなので、西川2失点ザマァ!と思ったことは小さく書いておく。)

先制されても追いつけたり、逆転できた経験が今季すでにあるのが大きかったかもしれない。
失点で下を向いてしまう選手も少なくなっていると感じるし、
サポーターもすぐに切り替えて応援をする人が増えているように思う。
それでもむちゃくちゃ悔しいので、ホームでは必ず勝ち点3を得よう。絶対だ。

浦和のゴール裏の応援はさすがすごかった。
何がすごいって、人数がいてその人数ぶん声が出ていると感じられるから。
特に失点したあとや劣勢時(は、あんまりなかったけど。笑)に声が大きくなる。
うちも人数はいたけれど、人数ぶんの声が出ていたかと言えばそうじゃないと思う。
最初は勢いが良くてもだんだんトーンダウンしていったり、失点したら黙ってしまったり、
得点が入ったあとだけ盛り上がったり、応援がリアクションであることが勿体無い。
私は後ろのほうにいたせいか、時折何を歌っているのか聞こえなくなることがあった。
前のほうだけではなくて全体的に声が出ていれば、そんなこともないのかなぁと。
あの人数ならばもっとできたのでは、と思うと悔しい。
もっとできていれば勝てたかと言えばそうじゃないんだけどさ。
「この試合にまけたからって降格するわけじゃないんだから」とコールリーダー氏が言っていて場が和んだ。
その通りだ。今までの昇格で一体何を見てきたのだ。もっと厳しくつらい試合もあった。
このままでは降格してしまうという状況でも戦えない選手たちに対して、
苛立ちや怒り以上に失望したこともあった。
「1失点2失点3失点、それがなんだっての?」それくらいの開き直りがあったっていい。
今季の選手たちはどんな状況でも最後まで戦ってくれる。サポーターもそうでありたい。

ホームでの対戦が楽しみだな。浦和サポが10,000人くらい来てくれたら
お互いの応援がドーム内を反響しまくって面白いことになると思う。
今のホームの応援はゴール裏だけじゃない。今季こそ勝つのだ!

PKの話は...当日さんざん現地でも試合後も話したからもういいか。笑
もし不運だったのだとしたら、きっとどこかで幸運になって返ってくると信じよう。残留には運も大事。

posted by ひとみ |23:59 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)