2016年07月09日
"活躍しないほうがいい人"の一歩先に
天王山とか、首位攻防戦とか、首位対決(←?)とか、 とてもコンサドーレの試合とは思えないような煽り方をされていた昨日のセレッソ戦。 裏天王山とかなら言われ慣れているけれど(←えっ)、なんかすごいな~と他人事に思えてしまう。 シーズンの前半戦はセレッソのような強いチームがまだ本調子ではなかったり、 主力選手が出場していなかったりで、運もあって勝てている部分も結構あった。 怪我人が増えてきて大変ではあるけれど、後半戦こそチームのほんとうの力が試されるところ。 最近対戦したチームと比べると、パスが速いなあという印象だった。 なかなかに怖くてひやひやするんだけど、それに対応していっているうちの選手の頼もしいこと。 交代で入ってくる選手が知っている選手ばかりで(出る選手もだけど)、 こんなチームに0-0ならば頑張ったんじゃないか!と思える。 もちろん勝ちを狙っていっているわけだけど、それは相手も同じことだし、 セレッソとは1勝1分で勝ち越すことができたから引き分け上等だわ。 ウッチーが入ってからめきめきと良くなった。 得点にはならなかったけれど、ウッチーの活躍ってやっぱりストライカー的だなあと思う。 ソンユンが怪我をしてしまってどうなることかと思ったけれど、 カナヤマンがしっかり、というか無難にプレーしてくれた。 この"無難"というのが途中から入る選手にとってどれほど難しいことか。 いや、私はプレーヤーではないのでわからないけれど、 心の準備をする余裕がないけれど結果はしっかり求められるという難しさがあるのではないか。 今日の『キャプめし』では「次の出場機会も"気持ち"で頑張る!」みたいに言っていて、 "気持ち"かい!って思ったんだけど、昨日はまさに"気持ち"で失点しなかったのかもしれない。 ファインセーブをするとGKは目立つし、そういうGKが目立つ試合をヨシとしない声もあるけれど 自分の役割を果たすという意味ではFWが点を取るのと同じ価値があると思っている。 マッチデーハイライトで平ちゃんが言ってくれたけれど、こういうGKの活躍がもっと注目されれば GKが"活躍しないほうがいい人"の一歩先にいけるような気がする。もっと人気が出ると思うし。 平ちゃんの力でマッチデーハイライトに、セーブ集コーナーを作ってもらえないかなー。笑 それにしてもこの試合のソンユンやジンヒョンを観ていると改めて思うけれど、 GKって人の足が入ってくる場所に平気で頭突っ込んでいくんだから頭おかしい(褒めてる)。 しかもその足、蹴るために出てくる足だからね。 GKは変態とよく言われるけれど、ほんとうに変態としか言いようがない(褒めてる)。
posted by ひとみ |23:04 | 試合観戦 | コメント(4) | トラックバック(0)