コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年06月19日

3人で4人ぶん

久しぶりに先制できて勝利。
先制されても勝てるんだから、先制できたら勝つ気持ちしか起こらない。
チームに対する期待はどんどん高まっていくけれど、しっかり応えてくれている。すごい。
押せ押せでやってくるチームに良い試合はできても、引いて守るチームは苦手だったはず。
慌てず焦らず、少ないチャンスを見逃さず得点して勝つなんて。
私の知っているコンサドーレじゃないみたいだ。一体どこのコンサドーレだ!

宮澤のゴールや、相手のボールを奪って打った石井ちゃんのシュートなんかは
まだまだプレーの中にFW魂がちゃんと残っているんだなと思うものだった。
ポジションをコンバートしてそこで輝くのは良いこと。
だけど以前持っていた良さっていうものも失ってほしくはない。
ふたりのこんなプレーは嬉しかったりする。FWが点を取れなくても、別の誰かが取ってくれる。
後半の戦い方など課題は残るけれど、チーム内がピリッとなるならそれも良い。


試合前に何気なく見たオフィシャルで、哲さまの怪我を知った。
は...は!?左アキレス腱断裂で手術済み!?
何日か前の新聞で左アキレス腱痛で別メニューとあって、それだけでも珍しいなと思っていた。
それが、左アキレス腱断裂だったの?
怪我がほんとうに少ない哲さまが、なぜ、今、こんなに大きな怪我を。

試合後に場内をまわる時、カナヤマンが30番のユニフォームを羽織っていた。
ソンユンは、今日は絶対に完封したかったに違いない。
スタンドで試合を見守る阿波加くんの胸中もいつもとは違っただろう。
GKは出場できるのがひとりだけだけど、いつも4人で戦っているように思う。
ひとつのポジションを争うライバルながら、その気持ちを共有できる戦友のような存在でもある。
他のポジションにはないGKだけの一体感。誰かが欠けることは、自分の痛みでもあるような。
哲さまにはこれから長い戦いが待っている。きっと今までに経験のない戦いが。
しかしそこは杉山哲。8年間リーグ戦出場が無くともモチベーションを保ち続けた男。
復帰のための手術だもの。哲さまなりに戦い抜く道が見つかることを願う。

posted by ひとみ |22:40 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)