コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年01月12日

筋肉野郎はJ1で

奈良ちゃんはユースの頃から見ていた。
試合では「残念、そこは奈良さんだ。」という言葉が生まれるほど無敵だった。
しまふくブログではよく襟のついたシャツを着ている姿が載っていて、
Tシャツ・ジャージ・スウェット姿が多い印象の寮生のイメージとはちょっと違っていた。
川崎への完全移籍が新年早々の元日に発表になった。

昨年、FC東京にいた時にJ3のU-22選抜に出ていて、
その時にJ3の番組で奈良ちゃんのことが取り上げられていたことがあった。
奈良ちゃんは試合の60分くらいから、ファールで止めるプレーが目立っていたそうだ。
それは何を意味することかというと、移籍後試合に出ていないため
試合持久力(という言葉は使っていなかったけど)が落ちているとのこと。
つまりあれだけの筋肉野郎で筋肉が服を着ているかのような奈良ちゃんですら、
試合に出ていないと90分走るのが難しくなるものなのだと知った。
当たり前だけどサッカーは90分走りっぱなしなわけではないから、
走ったり止まったり跳んだり高かったり低かったり、相手からのリアクションでも動く。
そういう体力は、安定して試合に出続けているからこそ身につくのだなと。

J1だとレベルの高い選手や、J2とは違う練習(かどうかは知らないけど)をやっていて
確かに所属して一緒に練習するだけでも刺激を受けるんだろう。
その環境に身を置き続けることで自分のレベルも上がっていくように感じられる。
でも、やっぱり奈良ちゃんは試合に出続けてこそじゃないか?
環境に自分を変えてもらおうと移籍した選手は、結局変われてなかったりするものよ?
と思っていたのが去年の秋頃。
来季はどこでプレーしているのかな、っていうか帰っておいでよって思っていた。

結果として、奈良ちゃんはより強いチームへ移籍することを決めた。
本人が決めたのだから、素人は何も言うまい。
契約が残っているようだからお金も残していってくれるみたいだし。
本人のコメントにもあったように「決断が正しかったと言えるように」頑張ってほしい。
奈良ちゃんほどの選手が試合に出ていないのはもったいない。
対人の強さや果敢にプレーする攻めの守備をJ1で魅せていってほしい。


印象深い選手がたくさん退団してしまったのでひとりひとりについて書きたいんだけど、
ノロノロしていたらキックオフイベントが来てしまうわー。なんとか間に合わせたい。

posted by ひとみ |21:31 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)