コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年10月10日

これが"聖地厚別"

10月10日に俺たちの背番号10宮澤が得点し、一時は追いつかれるものの、
小野伸二がゴールをしてゴール裏に走ってきてエンブレムにキスをするっていう。
そして、最近のお天気とうってかわって一日だけぽっかり晴れた厚別で行われるっていう。
これがどんなに素晴らしいことか...!
コンサドーレを応援していない人に言葉で説明しても、うまく伝わらないだろう。
どんなに審判がひどくても、内容は良いとは言えなくても、それでも諦めず戦い、勝つ。
不可能を可能にさせ、勝利を呼び込む。それが厚別なのだ。
選手たちに言葉で「聖地厚別」って言ってほしいんじゃない。こうやってプレーで結果で魅せてほしい。
「聖地厚別」その雰囲気を、選手たちに少しは実感してもらえただろうか。
興行的に、環境的に最悪のスタジアムだと言われようとも、ここが聖地厚別。譲れない。

2連勝。そんなんできるならもっと早くやってくれってかんじなんだけど、
おかげですっかり封印されていたプレーオフという言葉が再び出てくるようになってきた。
現金なものだ。もう諦めたと言っていた人ばかりじゃなかったっけ。
まぁ、もうなんでもいい。みんなの向かうところがまたひとつになるのなら、もうなんでもいい。

あ、でも、失点シーンはほんとうに反省してもらわないとなー。
セットプレーからの得点が多いと言われていたのに、なにしっかりセットプレーで取られてんの。
自分たちで試合を苦しくしている。自作自演かっ。
試合前の選手紹介で、厚別ではなぜか選手の身長が表示されるのだけど、
それを見ていても金沢の選手はあまり大きくないんだなと感じていた。なのに。
ついていたのはとっくんだろうか。とっくん最近得点もできていないし、ほんと頼むよー。

シーズンの前半は調子が良かった金沢だけれど、一年通すとどうかなと個人的には思っていた。
この強さは本物だ!と言われていたけれど、J2はJ3とは試合数が違うから。
最終的な順位がそのチームのその年の評価。
まぁうちも人んちのこと言っている場合ではないけれど、J2は甘くないぞっと。

宮澤はどのポジションにいても、いつでもゴールを狙っている。大体シュートを打っている。
もしかして本人的に、ちょっとだけ10月10日っていうのを意識していたのかな。
それでもそれが決勝点とならず、MVPを持っていかれちゃうのが宮澤なんだけども。
いつでもそこにいるのが当たり前のようなチームの心臓。
とは言え、時々はこうして目立ってもらわないとね。世間の宮澤の評価を上げるためにもね。

ナザが交代で出たあとにベンチですごい音がしたんだけど、悔しい気持ちはわかるぞナザ。
多分審判についてイライラしていたんじゃないかな。でかくて強い選手はいつも損をする。
このままではあぶないなっていうのが見えての交代だったのかもしれない。
今日は何度もボールに向かってうぉぉぉぉと走るナザの姿があった。
コンパスが大きいのですぐに追いついてしまうのがすごい。あれはもうナザにしかできない。
気持ちはちゃんと伝わっているから大丈夫。悔しい気持ちは次のサッカーで晴らすのだよ。

posted by ひとみ |23:23 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)