コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2015年09月08日

生き残るプロチーム

日曜日はユースの試合を宮の沢で観て、町村農場さんのドーナッツを買って、
帰宅してドーナッツを食べてからレバンガのプレシーズンマッチへ行ってきた。

レバンガは来季からの新リーグ1部に参入することが決まり、改めての報告もあった。
新リーグの名前はジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)。略語も長いな。
1部は18チームで、東・中・西の地区に6チームずつ分かれているようだけど、
それぞれの地区上位2チームがプレーオフとかそんなかんじになるのかな。違うのかな。
新リーグに入るにはJリーグのライセンス制度みたいな厳しい条件をつけられていて、
1部だと収容人数5,000人以上の会場をホームアリーナにしなくちゃいけないだなんて
(レバンガは現状のNBLでも来場者数上位だけど5,000人以上入ることなんてそうそうないのに)
なんでもかんでもレベル上げりゃいいってもんでもないでしょ川淵さん状態。
主にお金の問題で(債務超過解消とか)なかなか厳しい位置に立たされていたのだけど、
無事に1部でスタートできることが決まった。

そんなわけで日曜日のプレシーズンマッチ。
相手はbjリーグの京都ハンナリーズ。京都...ハンナリーズ...!
和を感じる素敵なお名前ですね(レバンガとかコンサドーレに言われたくないかもだけど)。
試合は75-66で勝利。逆転されることもなかったんじゃないだろうか。
ハンナリーズはすべてのクォーターでチームファールが5になるという、
はんなりとは程遠い激しいチームだった...おそろしや...。

ドーナッツを食べてから行ったけど、レバンガの試合ではオリモドックは外せない。

カレーも美味しそうだったけど


折茂先生プロデュースのオリモドック。スパイシーバージョン。と、ジャンボクラシック。
(わが家では折茂選手のことを折茂先生と呼んでいる)

つぶつぶつぶ


ディッピンドッツのつぶつぶアイスも忘れずに。

北海道に縁もゆかりもない折茂選手が2007年にレラカムイにやってきてからもう8年目。
それまで14年間在籍したトヨタではプロ契約ではなかったため、
プロと名乗るのが夢だったと言っていた(レラカムイ・レバンガは全員プロ選手)。
企業チームでは勝敗に関わらずお給料が貰えるので、ファンを意識したことがなかったそうだ。
けれど北海道に来てファンがずっと熱心に応援し続けてくれるのを実感し、
ファンを喜ばせたいという気持ちがわくようになっていったという。

2010-11シーズンにリーグから除名処分を受けたチームは
みずさわさんが社長を退任したあとにやって来たGMや新社長にも逃げられ、
新しい運営会社を探したり見つかったりするもリーグの許可がおりなかったり交渉決裂したりで
北海道のプロバスケットチームがなくなってしまう危機に立たされた。
2011-12シーズン、そこでなんと自ら立ち上がったのが折茂選手。
資本金50万円で株式会社北海道バスケットボールクラブを創設した。
北海道に縁もゆかりもない折茂選手が、
やったこともない選手兼オーナーという異例の職に無謀にも挑戦した。
普通に考えてうまくいきそうもない。
けれど折茂選手は「北海道からプロバスケチームをなくしてはいけない」と名乗りを上げた。

こうやってさらっと振り返ってみるだけでも、もう折茂先生には感謝しかない。
せっかく1部になったのだから、降格なんてすることなく大きなチームになっていってほしい。
折茂先生のためにも。っていうか折茂先生のために。
資金集めのための持株会はまだまだ募集中のようなので、
チームのために、っていうか折茂先生のために何かしたいと思ったならぜひとも。


posted by ひとみ |22:20 | 試合観戦 | コメント(2) | トラックバック(0)