コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年07月15日

「信じる」ということ

監督批判が活発なようなので、私も自分の監督考を書いてみようかな。と思う。
私の基本は「監督を批判しない」ことにある。
そりゃあ個人的には納得いかないことやわからないことはあるけれど、それはそれとして。
その監督が在籍している限りは信じて応援をしていく気持ちでいる。今までもそうだったから。
(過去にひとり例外もいるけども...選手に責任をとってもらうと言っていた人...とは言え彼も大人になったな...)

結果がなかなか出ない時に、監督へ責任を問いたくなる気持ちはわからなくもない。
私の場合はその時に一番に責任を問いたいのは、監督ではなく選手だったりする。
監督の考える戦い方がかたちになっていなくて勝てないのなら、選手の責任。
かたちになっているのになかなか勝てないのなら、監督の責任。と思っている。
毎日選手たちを一番近くで見ている監督やスタッフ以上に
選手たちのことをわかっている人はいないだろうと思うので。それは社長であるののも同様に。
ののはほかのクラブの社長より監督や選手に近い存在かもしれない。
それでも社長は社長。現場に言いたいことは色々あるだろうけど、言わずに任せているんだと思う。
それが役割分担というものだし、現場への信頼の証でもある。
社長が現場に口を出してくるクラブなんてろくでもない。他クラブにも良い例があるじゃない。

自分の応援している選手が頑張っているのになかなか試合に出られなかったり、
自分がその選手に一番適していると思うポジションで出られなかったりした時に
勝てないついでに監督批判をする人もいるようだ。
ゴールキーパー好きでGKを中心に応援している身としては、
なに甘っちょろいこと言ってんだよ、って思いながらみている。
本人の頑張りだけでは試合には出られないのだと実感する。運も必要だし、タイミングもある。
GKは特にそういう面が強くて、違うポジションで出ることができないから
試合に出ること自体がほんとうに難しい。
みんな毎日練習を頑張っている。でも、だからって全員が試合に出られるわけじゃない。
試合に出られない選手が、出ている選手よりも頑張っていないわけじゃないのも当たり前。
本来のポジションとは違うところでも試合に出られるだけマシじゃない、とすら思うのだ。

バルバリッチ監督は選手の気持ちをコントロールするのがとても上手。
コントロールというとちょっとイメージが悪いかもしれないけれど、
選手の気持ちをのせるのが上手という意味で。

のぶりん時代のゴンちゃん、財前さん時代のビンさん、バルバリさんの代の小野や稲本。
それぞれとてもビッグな選手が在籍していたけれど、
どの時代の監督もむやみに彼らを出場させなかった。
こちらがジリジリと「まだか、まだなのか」「早く出せ」と思っていてもまだ出さない。
素人が一番良いと思うタイミングは、必ずしもプロにとって一番良いタイミングではないんだなと。
監督はチームにとって彼らが一番必要な時に出場させていた。
できたらすぐ輝けるような時に。それでもだめだった時に、責任は監督に行くようなタイミングで。
あくまで選手個人ではなく、チームを中心に考えていたように見えた。

サポーターの発言には責任がない。
だからこそ好き勝手言えるし、好き勝手言うのもまた楽しみのひとつだ。
さて。監督を批判して辞めろって言って、新しい監督が来たとする。
その新しい監督が結果を出せなくてもサポーターに責任はない。また「辞めろ」って言えばいいだけ。
でも、それでいいの?ほんとうにいいの?結局誰が来たって文句を言うだけなんじゃないの?
って、思っちゃうのよね。最初は期待していたはずなのに、手のひらを返したような批判。
それは「監督に期待を裏切られた」のではなく、自分が監督を裏切ったにすぎない。

「裏切られた」というのは簡単だ。
ほんとうはそんなに簡単に口にしていい言葉ではないのだけど。
「信じる」って難しい。上手くいかなかった時に、信じた自分をも否定された気持ちになるから。
そうは言っても、信じるってそういうこと。ほんとうに信じていれば、「裏切られた」には遭遇しない。

って、長くなったけども、これもまたひとつの意見と思ってもらえたらなと。
賛成反対正解不正解ではなく、あくまで個人的な考え。
圧倒的に監督批判が多いように感じたので、逆の考えの人もいるのよっていう。



ふおー!ソンユンが坊主になってるーー!
自慢の髪型をばっさりいくくらいダメージがあったか。でもおかげで切り替えられているのかな。
また改めて頑張っていこう。早く坊主姿を生で見たいわー。

posted by ひとみ |23:15 | コンサ徒然 | コメント(10) | トラックバック(0)