コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年11月09日

なりゆきは風まかせ

勝たなきゃいけんのは当たり前で、なに讃岐に負け越してんの!って思うけど
讃岐もほとんど決まっているような入れ替え戦ラインから脱しようとまだ必死なのだね。
うちも可能性の低いプレーオフ圏内目指して必死で、
どちらも「今更そんだけやれるならもっと早くやっとけ」ってかんじなのだけど
シーズン終盤だからこそのこの雰囲気とパワーというのはあるものだ。

数年前に亡くなった私の祖父はスポーツを観るのが好きな人だったけれど、
応援しているほうが劣勢になるとすぐに「あー今日は駄目だ」と諦めていた。
そんなん最後まで観なくちゃわからないじゃん!と私はいつも思っていたけれど、
最後まで観なくてもそのまま終わってしまうという経験が多いだけに
わずかな可能性にかけるということをしなくなるんだろうなとも思っていた。
期待するだけ落ち込みも大きいので、自分が傷つくのが嫌なんだろう。

でも、最後まで観なければ、例えば野球ならば一生サヨナラ勝ちに立ち会えない。
サッカーでも例えば今季のアウェイ愛媛戦のような試合は、
何年かに一回のような奇跡の試合だけれど、1-2の時点で観るのをやめていれば
大逆転勝利の喜びをリアルタイムで感じることはなかっただろう。
あとから「あの試合勝ったんだよ」って言われた時の後悔ったらない。
逆転できることなんてどのスポーツでも早々ないことだけど、
たまーにそういうことがあるから見逃すわけにはいかないのだ。
(祖父は文句を言いつつも最後まで観る人だったけども)

今日、可能性がゼロになるということもあったんだろうか。
計算していないのでわからないけれど。幸いにしてそうはなっていない。
次、何かしらのことが決まるかもしれない。でも、決まらないかもしれない。
すべての試合が終わった時にプレーオフ圏内に入っていなければ、そこまでだったということ。
入っているならばチャンスをもらえたということ。
決めるのは監督でも選手でもサポーターでもなくて、運と実力。なりゆきは風まかせ。
諦める諦めないじゃなくて、とりあえず一試合一試合をしたたかに戦っていくだけ。

戦えることが決まっているのはあと2試合。たった2試合だ。
やってみようよ2試合くらい。付き合っておくれよこのチームに、って思うのだ。

posted by ひとみ |23:18 | 試合観戦 | コメント(3) | トラックバック(0)