2014年10月29日
室蘭ランタの選手たち
最近は大きな怪我なく当たり前のように毎試合出場している宮澤だけれど、 それはどの監督の時もそうだなあとふと思う。 サポーターが宮澤ゴラーと言っていた時も、 やっぱり宮澤は天才だと言っていた時も、変わらずどの監督も宮澤を起用してきた。 得点など、攻撃に直接絡まなければなかなか語られない宮澤の魅力だけれど プロが認めるプロであることは出場試合数がしっかりと証明している。 以前、「宮澤は多くの選択肢を常に持っていて、その中から最善のものを選んだり 面白いと思うものを選んだりできる。」みたいなことを書いたのだけど 今も変わらずそのセンスというか、感性を持っていると毎試合感じる。、 何気ないプレーが上手いなぁとしみじみしてしまう。 時には「それはわからないよ~」と思ってしまうような 天才すぎて誰にも伝わらないもったいないプレーもあるけれど(前田も同様に)、 これが上手く行った時はうちはほんとうに面白いサッカーになると思う。 サッカーの面白さはゴールだけではないということを教えてくれる。 湘南戦と同じ日に高校サッカー選手権大会の決勝が厚別であり、 ランタが旭川実業に勝ったというニュースを聞いた。 ランタのキャプテンは深井さんの弟くん(以後、『深井くん』と表記)。 兄とは違い(!)、笑顔で写真に納まっていたのがなんだか新鮮。 録画放送を観た。0-0のまま延長へ行き、延長戦も0-0で、PK戦。 深井くんの活躍は背の大きくないDFへ希望の光となるだろうなと感じた。 宮澤とクッシーは前日に宿舎へ差し入れをしに行ったのだそう。 これでランタは4年ぶり30回目の選手権出場とのことだった。 お?4年ぶりということは、もしかして前回出場はクッシーがキャプテンだった代? と思ってチームがある限りさんに聞いたら(笑)やはりそうだという。 覚えているなあクッシーが出ていた選手権大会。 クッシーは高校生の中では群を抜いていて、もはや別次元のレベルだった。 1回戦を完封勝利し、2回戦は完封負けしてしまった。 対戦相手の前橋育英の応援席にしゅんぴーがいたりもして。 3点取られても4点取られても、キャプテンマークのクッシーは最後まで声を出していた。 そして涙を見せることなく、キリリとキャプテンインタビューに応えていた。 この選手がうちに来るのかあと大きな期待をかけたことを思い出す。 そんなクッシーは、今や途中出場でも難なく試合に入っていけるほどの選手になっている。 選手権でのPK失敗と聞いて、同じく選手権でPKを失敗した宮澤を思い出していた。 外したのはPK戦ではなく90分の中でのPKだったけども(ブログに書いていた)。 この1回戦はPK戦で勝ったようだけど、宮澤は蹴ったんだっけか。覚えていないな。 まぁ、PKを外してもそんなに気にすることはないよ、と言いたかったのだ。 あの時キャプテンマークを巻いていた宮澤が今やうちの背番号10。で、7年目!?ひえぇ。 こんな風に選手の成長を見ていけるっていうのはしあわせなことだなあと感じる。 年末年始の楽しみができた。深井くん以外にもユース出身の選手がいるから楽しみだ~。
posted by ひとみ |23:09 | 選手戯言 | コメント(4) | トラックバック(0)