2014年08月11日
なんだかんだ言って諦めが悪い
良くない結果が続くと、あれもこれも悪いような気がしてしまいがち。 選手も、選手を選ぶ監督も、監督を選んだフロントも、戦術も、スタイルも、 サポーターも、環境も、天気も、中継も、スタジアムDMも、女子マネも...。 仕舞いには選手がガムを噛んでいるのが腹立つだなんて、 まったく関係のないことで怒り出す人まで出てくる始末(←小野伸二も噛んでるのに!)。 (ちなみに試合中ガムを噛むのは、緊張を和らげるとか、口が乾かないとか、 イライラを抑えるという効果がちゃんとあるそうだ。) 何もかもが良くないように見えてしまってリセットしてしまいたくなるもの。 だから監督を変えれば状況が好転するという白馬の王子様的妄想が出てきてしまう。 でも、ほんとうのところは何もかもが良くないわけではない。 良いところもあるけれど、今は見えなくなっているだけ。 今のやり方が間違っていないと選手が思うなら、自信を持ってプレーしてほしい。 まけるたびに「サポーターに申し訳ない」と言うのではなくて 「戦い方は間違っていないので信じて応援してほしい」と言ってくれて構わない。 黙ってついてこいと言われるほうが嬉しい時もあるのだ。 京都戦ではゴール裏からは「攻めろ」コールが出たけれど、 攻めていなかったわけではない(←決定力がなかっただけ。←その"だけ"が難しいんだけど)。 個人的には、ここ数試合の小野伸二任せから脱却しつつある前半と感じたので、 当たり前ながら課題なんていうのはサポーターよりも選手の方が何倍もわかっているんだなと。 思ったりするのだった。そして改善する方向をちゃんと目指せているのだと。 悲観し続けていても誰かが救いあげてくれるわけではないので、 ネガティブキャンペーンもほどほどにしたいところ。 選手たちがどうにも目の前の壁をぶち破ることだけに考えが行っている気がするので、 壁はぶち破らんでもどこかにドアがあるかもしれないと考える柔軟性も必要ではないかと。 それも簡単ではないだろうけど。頭で悩むだけというのは何より身体にとって良くないものだ。 頭フル回転で疲れるよりも、身体を動かして疲れたほうが良い。 そしてひとりで考えていれば見つからない答えも、 選手同士の話し合いなどできっと方向性が見えてくるんじゃないだろうか。 ふっと息を抜いた時に、あれ?こんなに簡単なことだったの?と気づくこともある。かも。 天皇杯で良かったという菊岡からはとても気持ちが見えたし、 キックの精度も問題なく良かったと思った。 しばらくリーグ戦に関われていなかった選手が、こうして風穴を開けてくれることを期待する。 何もかもが良くないなんてことはない。まずは信じるところからはじめなければ。 頑張ってほしい。なんだかんだ言って、諦めの悪い人がほとんどだと思うからさ~。
posted by ひとみ |23:16 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)