2014年08月07日
それがあなたの良いところ
勝てば「下のカテゴリ相手に勝って当たり前だ」と言われ、 まければ「下のカテゴリ相手に何をやっているんだ」と言われる天皇杯。 勝って当然の相手なんていない。サッカーは何が起こるかわからないものね。 悪いところを見つけるのは簡単だ。 自分と合わない部分、自分が気に入らない部分を指摘するだけだから。 もっと出来る、もっとやれるはずと期待することと、 「期待しているからこそ」というもっともらしい理由をつけて批判することは違う。 敢えて良いところを見つける努力をしてみると、自分の気持ちも前向きになっていく。 その選手の新たな魅力に気づくこともある。 あんなプレーは前からできたっけ?とか、身体が大きくなったなとか、 ここはまだまだだけどそこはすごく良かったなーとか。 ダメ出しばかりをしていると、いつしか完璧でなければ満足できなくなってしまう。 それならば満足いく試合なんていつまで経ってもやって来ないだろうなと。 公開される選手コメントは一部を抜粋したものかもしれないけれど、 松本くんが個人のことではなくチームのことを話しているのが印象的だった。 出場機会の少ない選手はどうしても自分のプレーがどうだったか振り返りがちだ。 (それが悪いことだとは思わないけれど) 良い部分も悪い部分もチームとしての収穫や課題と思えるのは、 チームの中の自分の役割を意識しているからではないかなぁと思っている。
posted by ひとみ |23:39 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)