2014年01月27日
ノノノミクス。
ののが社長になってから色々なことが大きく動いたと感じた昨季。 でもののがやったことは、とてもシンプルなことだったのだ。 ・色々なイベントを試合でやったこと? いや、イベント自体はスタッフさんからの提案であることが多いと思われる。 ののが考えたアイデアもあったけれど、それを如何に実行に移すかは現場のお仕事だ。 ・レンコンビンを連れてきたこと? いや、ビンさんに関わるアジア戦略については、昨季突然生まれたものではなく 矢萩さん時代から三上さん含めて進められていたものだろう。 じゃあののが実際にやったことは何かと言うと、 それらすべてを如何にメディアに乗せるかと考え実行してきたことだ。 ののがまだ社長ではなく顧問だった時に行った選手たちへの講習で、 とにかくどんなことでもいいから(犯罪はダメよ)メディアに取り上げてもらえと伝えていた。 日ハムのように、黙っていても毎日何かしらの情報が新聞の一面になるわけではない。 広告を出すと膨大なお金がかかってしまう。 けれど、メディアが取り上げたいと思うような話題性があればお金はかからない。 新聞やテレビだって毎日ネタが豊富にあるわけではないので、 珍しいものや面白いものがあればこちらからお願いをしなくても取り上げてくれる。 そういった"話題性"を一年通して提供し続けたことが一番大きい。 これはののが社長になって明らかに変わったところで、 社長本人がメディアに出まくるというのは知名度のあるののにしかできない部分でもあった。 メディア露出という点では、先日のプレビューパーティーで健作が テレビのコンサドーレのコーナーをもっと大きくしてもらえるよう頑張る、と話していた。 与えられたものを提供するだけだった(と思っていた)健作が なんか頑張ってメディア戦略っぽいことをしている!というのは大きな前進(←失礼)。 ののの影響は大きいだろうし、危機感を持っているというのは良いことだ。 健作が自分からこうして動こうとしているのって珍しいんじゃないだろうか(←失礼)。 思えばコンサドーレとまったく関係のない旅番組なんかに出ているのも、 クラブのためになると思ってのことなのか(←局の人間になろうとしているのかと思っていた)。 曽田や芳賀ちゃん、健作やコータにしてもそうだけれど コンサドーレを愛してくれていて、クラブのためチームのために 何とか力になりたいと思ってくれている人たちが集まるからこそ実現する。 これは1年や2年でできるものでも、さあ今年からはじめようとやってみてできるものでもない。 時間がかかるからこそ上手くいくこともあるのだ。 今やっていることで今は何にもならないと感じられることも、 数年後十数年後に何かしら実になっていくのかもしれない。 ののがクラブを取り巻く雰囲気をとてもポジティブにしたことも大きいと思う。 お金がないのは事実だけれど、お金がないお金がないと言っていても仕方がない。 無いものはもうしょうがないんだから、じゃあ無いなりにどうしたらいいかと 良い意味で開き直ってできることを探している。 できなさそうなこともやってみればできるかもしれない、やってみたほうが面白い、 じゃあやってみようじゃないかという前向きっぷり。 そんな雰囲気がクラブに広がれば、自然とクラブの雰囲気も前向きに明るくなっていく。 挨拶すらまともにできていなかったというHFCの社員たちが 元気に明るくお仕事をできているのだとしたらのの社長のおかげ。 「とにかくスピードが大切」と、言うよりも先に行動してきたののの活躍は本当にすごい。 いや、いつまでも「ののってすごい」と言っていちゃいかん。パートナー、頑張りますん。
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posted by ひとみ |13:26 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)