コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年12月04日

「スーパー無茶」をのりこえて

ぽこん、と突如日程に載っていた12月2日の練習日。
その後チャオコンの練習レポートに、6日まで全体練習があることと
若手は更に2週間練習することが書かれていた。
そういえば去年も若手だけの練習ってあったな。
チャオコンレポートにはレポを書いているスタッフさん(熱海さん?今野さん?)による
退団選手への個人的な思いが少しだけ書かれていた。一週間の練習期間は
これが最後になってしまう選手へ声をかけに行ける機会にもなっていて良かった。
私はお仕事があるので行けないけれど、去年は最後の練習もいきなりで
退団選手に会うことすらできなかった(だからUS主催の素晴らしい壮行会があったとも言える)。


ヒッキーがチームを去ることが決まって、ぼんやりと今季のGK陣を振り返っていた。
成長著しかったのは意外だけれど哲さんだろう。
特に変わったなあと感じたのは最終戦。終了間際のCKで前線へ上がってきた時。
ベンチの指示なのか本人の意思なのかはわからないけれど、昨季は考えられなかった光景。
昨季の試合でも、ここはGK上がってきてほしい!と思うことがあった。
GKが上がってきたからといって得点のチャンスが倍増するわけではなく、
もちろん可能性は上がるだろうけど気持ちの部分が大きいような気がしている。
ただ、昨季の哲さんにその余裕はなかった。
ほとんど自分のことでいっぱいいっぱいな試合ばかりだったんじゃないだろうかと。
そのようなコメントもあったし、昨季の試合結果を見ればもはや一目瞭然。
DFとの連携とか、ポジションとか、素人目ながらも危うさがあると感じられた。

昨季については、もう実戦経験がないんだから仕方ないとしか言いようがない。
年齢はベテランでも、ホスンよりも試合に出ていない。
(ホスンと比べるのも本当は不利。ホスンは大学でバリバリ試合に出ていただろうから。)
でもベテランなので(顔もコワモテだし)、出来ないと不満が起こる。
コンサドーレには過去優秀なGKが多く、みんなが不満を持つのもわからなくはない。
本当はどうしようもないことなのに、無茶なことなのに、
スーパー無茶なことなのに、求められるものは高い。不運と言ってもいいかも。

厳しい声は本人にも聞こえていたんじゃないかと思う。
GKはフィールドの選手よりもメンタルが強いなんて言うけれど、
それを持ってしても耐えられるかどうかというほど。
けれど、哲さんは鹿島から移籍をしてうちでの活躍にかけていた。きっと。
財前さんも我慢強く起用してくれた。
それが今季は本人のモチベーションと自信に繋がり、
若手並みに試合によって波はあるけれど冷や冷やしながら観る機会は減ったんじゃないかと。
だって去年の哲さんなんて哲様だったものねー。雰囲気も柔らかくなった。
あ、もしかして子どもが生まれたっていうのも心境の変化なのかもしれない。

GKの補強が急務と新聞には書かれていたけれど、
高原を手放したからじゃんorz というのは今更言わない。昨季は昨季、来季は来季。
復活しつつあるホスンは恐らくキャンプからフルで練習できるだろうし、
阿波加くんもひとつ大きな怪我を乗り越えて、一年目ながら公式戦出場までできた。
もし実力十分の選手が入ってきても、良いポジション争いができるはず。
というか3人は残留でGK陣は4人だと決め付けているのだけど、まだわからないかな。
来季のGK陣にも期待なり。楽しいこともこれから起こる。哀しいばっかりじゃないのよっ。

posted by ひとみ |21:48 | GK | コメント(2) | トラックバック(0)