2013年12月02日
ヒッキーとわたし
私は昔からGKを見るのが好きで、というか物心ついた時にはすでにGKばかり見ていたので、 GKを好きになったきっかけというのはよくわからない。 わが家は家族総出でよーへいを応援していたので、両親の影響はあると思われる。 もともと人の顔を覚えるのがとてもとてもとても苦手なので、 ユニフォームの色が違う選手が覚えやすかった、とかかもしれないし...。 学生の頃にクラスのサッカー好き男子と話していても、 「なんでキーパーが好きなの?マニアック!」などと失礼なことを言われていたおかげで そうか普通はGKよりも攻撃の選手を好きになる人が多いんだな、と気づいたり。 なのだけどやっぱり試合を観ていても面白くて気になるのはGKで、 コンサドーレをちゃんと応援するようになってもそれは変わらずだった。 そうなるとユースのGKまでも気になりはじめたりで。 今までもユースを見てはいたけれど、しっかり応援したいと思ったのはヒッキーが最初だった。 ユースの試合ではコーチングが頼もしく、ハイボールもあの長身でがっちりキャッチ。 高校生から見てヒッキーのような選手がゴール前にいたら 点が入る気がしないだろうなぁなんて思うほど、"任せて安心のGK"という印象だった。 蛯くん以来のユースGKの昇格。 プロになってからは毎年ヒッキーナンバーでレプリカを新調した。 5年分並べて写真を撮ってみたのだけど、 ストーカー感が半端じゃなかったので載せるのはやめておく...。 今までもレプリカはGKナンバーだったけどひとりの選手で5年ははじめてだわ。 最初の年から怪我が多くて、練習を観に行ってもヒッキーがいない、ということがよくあった。 大丈夫なのかなぁと心配と不安があったけれど、 気付けばだんだんとプロらしい顔つきになり、身体つきになっていった。 4番目のGKだったのが3番目になりベンチに入れたり入れなかったり。 運もあるけれど、今季は遂に公式戦に出場した。完封勝利もした。 今季はあまり練習には行けなかったのだけど、一番大きな声を出しているという印象があった。 滑舌がアレだと芳賀ちゃんにいじられたり、 赤池さんからコーチングが違うと言われたりもしていたけれど、 練習から常に大きな声を出せていると試合になっても難なく出せるというもの。 これは強みとしてこれからも自信を持って行ってほしいと思う。 ユースの頃からだから多分7年くらい観てきたヒッキーがチームを去ることになった。 とても残念でとても悔しいけれど、ユースやユース出身のGKにとって ヒッキーは大きな希望になったのではないかなあと思っている。 勿論サポーターにとってもそうだった。期待は大きかったし、正GKになるのを夢見た。 ヒッキーが上がってきた頃は過去最高のユースGKだなんて言われていたけれど、 今は年々上手い選手が出てきている。これからまだまだ夢を見ることができるはずだ。 ヒッキーにも新たな夢を見ていってもらいたい。どこへ行っても応援している。
posted by ひとみ |23:51 | GK | コメント(5) | トラックバック(0)