コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年09月26日

「屈辱胸に自らを律す」

今月の『コンサ!コンサ!コンサ!』、斉藤さんのコラムは奈良ちゃん。
筋トレマニアというだけでもなんとなく自分に厳しいイメージがわくのだけど、
奈良ちゃんは思っていた以上に自分に厳しい選手だった。
昨日より今日、今日より明日がちょっとでもうまくなっていたいから。
一見当たり前のようにも聞こえる言葉だけれど、
よほど強い意志を持っていなければ行動に移すことはできない。そこは自分との闘いだから。

大きな夢や目標を持っている選手は多いだろうけど、
その中でも成功する選手というのはすでに行動をしているものだ。
「いつかなれたらいいな」ではなく、「3年後になる」など目標を具体的にする。
目標をより具体的にすることで、自分の理想と現実にどれほどギャップがあるか明確になり、
その差を埋めるためにスピードを上げたり緩めたりできる。
3年後に夢を叶えるには2年後はどの位置にいなければいけないか、
2年後にその位置に立つには1年後に何をしていればいいのか、
半年後は、一か月後は、来週は、今日は...といったかんじで目標のために逆算をして行動する。
奈良ちゃんはまさにそれを体現できている選手なのではないかなぁと思っている。

クッシーが月刊コンサドーレのインタビューで同じような話をしていた。
ふたりとも昨季のやられっぱなしの一年間を悔やんでいて繰り返したくないと言っている。
悔しさというほどの気持ちも去年は持っていなかったかもしれない。
悔しいというより絶望。大好きなサッカーをやりたくなくなってしまうほどなのだから。
でも、苦しかったけれどやっぱりJ1でプレーをしたいという。
どん底まで落ちてしまったので上を向くしかなくなったってことなのかな。
若いふたりがこんなにたくましいなんて頼もしいわ。

それにしても、奈良ちゃんは前田とはまた違った意味で記者泣かせだったのね。
前田の場合はひとつの質問に対してはい・いいえ、またはひと言でしか返さないので
記事を書く人は大変だろうなと思っていた。
で、奈良ちゃんの場合は勝った試合でも課題ばかりを口にするので、
ポジティブなことを書きたい記者はちょっと困る。明るい言葉もほしいんだけど、と。
これは奈良ちゃんなりの次の試合への前向きな姿勢なのだけどね。ププ。


札幌ロケッツさんで書かれていたけれど、
私もオフィシャルに載ったカズゥのコメントを読んで「歌は歌ってないけどね」と突っ込んでいた。
んだけど、あれ、歌ったのかな...いつ歌ったんだ...。
ブログには「コールとダンマク」と書いてあって、それは両方知っているけれど。え。歌った?

posted by ひとみ |23:30 | 選手戯言 | コメント(5) | トラックバック(0)