コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年09月18日

我慢をすればいいのかな

昨日、J1が2015年から2ステージ制になることが発表された。
肯定派や否定派それぞれの意見を見る中で、
もしかしたらコアなサポーターが我慢をすれば良い話なのかなと思うようになった。
我慢するというのは泣き寝入りということではなくて。

有名な選手だけではなく、これから面白いように成長していくであろう無名の選手の魅力、
試合に継続して出られなくとも誰もが功績を認めるベテラン選手の存在、
大きなニュースはならないけれど地域と手をとってやっている様々なこと、
応援の楽しさや、他クラブとの交流の面白さ、時には勝敗を動かすスタジアムの雰囲気...。

そういうことはJリーグに興味のない層にとってはどうでもいいこと。
サポーターとしてはどうしてもそういう魅力を伝えたいのだけどそれを我慢して、
有名な選手だけを売り出し、ここぞの試合だけに力を入れ、チームの魅力とかはこの際無視。
それで、良いのかな。と。......良いのか?
うーん。そうなの?それがJリーグにとって一番なの?よくわからないな。
今のJリーグの魅力をわかっているのは試合に通っているサポーターで、
伝えられるのもサポーターだと思っていた。
だから「勝てないと知り合いを呼べない」なんて言ってないで
勝敗以外の魅力も伝えて「まずは一回足を運んでもらおう」としてきたつもり。
でもこの2ステージ制への変更は、そもそも現サポーターの理解を必要としていないのか。
各クラブよりも集客よりもサポーターよりもお金なんだな、結局は。
リーグとしては「さんざん話し合ったんだから今はこれが一番」と判断しているんだろう。

「人気が落ちてます。お金が減ります。このままでは困ります。
なので2ステージにする案を考えました。反対するなら代案を出してください。」
と言われたら、どのクラブだってYesと言うしかないんじゃないか。
いや、実際はそこに至るまでの過程で多くの案が出されたようだけど(ソースはこちら)、
クオリティの高い試合やタレント選手を求めているという点でそもそも根っこが違う。

個人的にははっきり言って、J全体よりも日本代表よりも自分のクラブが一番大切。
うちに関わることが最優先される。
けれどそれは決して、自分のところさえ良ければいいということではない。
全国にたくさんのJクラブがあり、そのクラブを一番だと思うサポーターがいる。
その思いは、夢は、愛情は、どこへ寄せればいいんだろう。

posted by ひとみ |22:16 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)