2013年08月05日
矛先は"人"に非ず
私は試合で勝てなかった時に、現場(監督や選手やコーチ)を批判するのが好きではない。 そんな単純なものではないと思うから。 監督も選手もコーチもお金をもらってこの仕事をしている。 対して、サポーターは言いたい放題したところで責任はとらなくて良いわけだし 罰金とか契約解除になったりするわけでもない。 仕舞いには間違っていたとしても謝らなくても良いらしい。すごいシステムだな。 でも、それならばもっと現場のプロを信じたいな、と思う。 素人の誰が見てもわかることを、プロが見逃すはずがない。ゲームじゃないのだから。 考えがあって行っていることで、それのすべてを素人が見破れるとも限らない。 むしろこういう時にチャレンジしている勇気ってすごくない?と思ったりする。 プロを舐めるなよと。いや、私もプロじゃないから上から目線なのもなんか変だけど。 勝った時だけの"応援"、"リスペクト"、"感謝"なんていらない。 誰が悪いかよりも何が悪いかを考えなくちゃ、次へ進むことにならない。 プレーにミスがあるとつい矛先がミスをした"人"になってしまうのだけど、 悪いのは"人"ではなくプレーであったり判断であったりということのはず。 そうでなければ自分の思い通りにならない人をただ単に嫌いになってしまうんじゃないか。 昨季まであったのぶりんへの批判にも思っていたことなのだけど、 いつの間にかその人そのものを嫌いになってしまってはいないかしら、と。 選手にしても同じく。だけど、人を批判・否定するのは違うんじゃないかと思うわけで。 のぶりんも、財前さんも、選手ひとりひとりも毎試合真剣に熱く闘っている。 問題を起こすでもなく練習をさぼるでもなく真面目にチームのために頑張っている。 ピッチから出るとこれまた試合とは違い、穏やかで優しい顔を見せてくれる。 その人そのものを嫌いにはならないでほしいものだなぁ。
posted by ひとみ |13:04 | コンサ徒然 | コメント(13) | トラックバック(0)