2013年06月21日
頑張ること・結果を出すこと
昨日の荒野くんと深井さんのイチオシ!出演は面白かった。 オフィシャルスーツのベスト姿で登場したふたり。 深井さんはバーテンで荒野くんはマジシャンだな、と冷やかすわが家。 ふたりとも生放送は初ということで、ものすごーく緊張していて笑った。 特に深井さんは、何を言っているのかわかっているかなーと思うほど緊張していた。 荒野くんはまだ余裕があったわね。色々話せていたし。 今季でいうとゴメスのテレビ出演が素晴らしすぎたためハードルが上がっていたけれど、 高卒の選手の出演なんて深井さんみたいな反応が普通なんだったわ。 でも最後のメッセージはきちんと考えて言葉にしていると感じた。 「応援よろしくお願いします」と締めるのは簡単だけど、そうはしなかったもの。 試合の告知になっていたかどうかはアヤシイけれど、ほっこり楽しませてもらった。 荒野くんの声好きだなー。私は一般的な"良い声"よりも独特な声に惹かれる傾向がある。 昨日の道新のコンサ!コンサ!コンサ!はカズゥのコラムだった。 今季カズゥについては記事やインタビューで同じことが何度も書かれているけれど、 こうして斉藤さんに改めて書いてもらえるのはやっぱり嬉しい。 高校の時は無名の選手で宮古島でプレーしていた自分を どこで見つけたんだろうなんて話があって、本当にそうだなーと思った。 沖縄でも慎ちゃんのように大学時代から名の知れた選手ならばまだしも、 「自分たちで練習メニューを考えて自由に楽しく」やっていたカズゥを 本当にどうやって見つけてきたんだろうなぁ。 (左足を鍛えるために行っていたという独自の練習はしっかり身になっているけれど) 強化部にはものすごい数の選手の資料が国内外問わず送られて来るそうだけど、 それ以上に三上さんなどがたくさんの試合で選手を観ているんだろうな。 カズゥがヤンツーさんに鍛えられたのは改めて語るまでもないけれど、 斉藤さんのコラムの中にあったヤンツーさんの言葉が良かった。 「『褒められて伸びるタイプ』なんていう発想が通じるのは中学、高校まで。 プロとして接する以上、常に厳しく要求する。」さすがヤンツーさんだ。 頑張ったことを評価してもらえるのは義務教育まで。 (↑私の母曰く、義務教育でも褒めてあげるのは親くらい、とのこと) 社会人になったら頑張ったこと自体は評価してもらえない。結果が出たかどうかだけ。 プロサッカー選手に限らずそうだものね。甘ったれんなってことだ。 >移籍前の自分はやんちゃ。 >思ったことをすぐ口に出し、損をしたこともあった。今はそんなことはない。 ってこれほんと以前のカズゥだ。口に出すだけではなくて行動にも出ていたし。 F東と徳島に期限付き移籍をしたことで、 どんな環境でも自分の力を出し切れるようになってきたのだそうだ。 それは単に様々なチームという意味の"環境"だけではなく、 一試合一試合の"環境"の違いにも対応できるようになっていると感じる。 カズゥはしっかりプレーで成長を魅せてくれている。こんな頼もしい選手になるなんて。 環境を変えることで大きな力を得ることは間違いない。 今年のはじめに志願してブラジル留学をした荒野くんも、めざましい活躍をしている。 もともと才能がある選手とはいえ、今季の活躍はとても嬉しい。 そして、金沢へ期限付き移籍・ブラジル留学ののち背番号9をもらったジュンキ。 ゴンちゃんから受け継いだ今季の背番号9は単なるエースナンバーではない。 ジュンキはなかなか力を出し切れていないけれど、 移籍や留学で他の選手が持っていない経験を積んだのは確か。 それが力になっているのも確か。ただやっぱり、頑張っただけでは評価されない。 頼むよジュンキ。泥臭いだけじゃないところを魅せてやれ。
posted by ひとみ |11:10 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)