コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年05月27日

声出してGO

ゴメスのつぶやきを見て、私はもうすっかり次を向くことができている。
試合に出ていない選手がここまで言うってなかなかの勇気だ。
しかも今季プロになったばかりの選手が。
いや、今季加入した若手に関してはこういう見方は逆に失礼かもしれない。
ここまで自分の意見をはっきり言えて、チームの成績に責任を感じられているのだから。
負けた試合のあとはできればスルーしてしまいたいだろうな。
そうする選手がほとんどなわけだし。
ゴメスだって試合に出たくて悔しい思いをしただろうから、
昨日くらいはそのことだけを考えてしまっても不思議じゃないのに。
それでもその日のうちにレポーターのことを考えて言葉をくれるのがとても嬉しい。

確か後半だったと思うのだけど、カズゥが「声出してー」と叫んでいるのが聞こえた。
カズゥの声は大きくて独特なのでスタジアムにいてもすぐわかる。

負けている時というのはこの声が出ていないことが多い。
選択に迷ったり、焦ったり、頭がうまくまわっていない時につい黙ってしまうものなのか。
でも、そういう時こそ声を出してほしい。
自分からうまく声が出せないのなら、誰かの声に反応するということでもいい。
何かを言えば誰かが反応する。その連鎖があれば黙ってしまうことも減るはず。

先日曽田がテレビに出た時に、日ハムの不調についてコメントを求められ
「なかなか勝てない時にどうしていたか」みたいなことを聞かれていた。
曽田は、手を叩いて「さっ行こ!さっ行こ!」と、そればかり言っていたと笑った。
何でもいいから前を向く。
嘘でもいいから前を向く。
そうすることでだんだんと本当に前を向いて行ける。
曽田がやっていたのはそういうことなんじゃないのかなーと自分で都合良く解釈した。

試合中の声というのは誰かのために出すことがほとんどだと思う。
誰かに伝えたいこととか、誰かに聞きたいこととか、気持ちをつなげる手段のひとつ。
ひとりでプレーしているわけではないから、
声を出すというのは当たり前も当たり前なこと。何も特別なことではない。はずなんだ。
言わなきゃ伝わらない。聞かなきゃわからない。
元気に声を出してプレーしよう。私も元気に声を出して応援をしていくよ。

...あれっ、もしかしてカズゥの「声出してー」は、サポーターへのメッセージ...?

posted by ひとみ |12:48 | コンサ徒然 | コメント(3) | トラックバック(0)