コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年05月13日

ヤスのキャプテンシー

昨日のヤスのヒーローインタビューはとても良かった。
いや、プレーはもちろん良かったのだけど、言葉もしっかりしていたのがなお良かった。

ヤスというと私の中では、プレーは素晴らしいのに一年通して活躍できない選手という印象。
コンサドーレに入った頃からののも注目していた覚えがある。
サテライトの試合などで名指しで怒られる回数が一番多かったので名前もすぐに覚えた。
ヘディングが下手すぎて毎日居残り練習していたなんてエピソードもあった。
持病があったり怪我があったり調子に並があったりで、どうにも活躍しきれない。

それがだんだんと途中出場でしっかり結果を出すようになってきて、
監督からも信頼されるようになり、今季はスタメンが当たり前になりつつある。
選手会長を任されたり副キャプテンを任されたりしているのを見ると、
いつの間にかヤスはチームの中でそんな大きな存在になっていたんだなあと気づく。
キャプテンマークを巻いて出場しているここ数試合では、
財前さんが「今彼が引っ張っていってくれてると思っています」と言うほど
チームの中心になっている。この財前さんのコメントには激しく同感。
みんなへの声かけも雰囲気づくりも積極的にやっているみたい。

しゅんぴーが"環境に甘えてしまうから"という理由で移籍したのに対し、
同期のヤスはコンサドーレで引き続き闘うことを決めた。
環境に対する甘えというのがヤスにもまったくないことはなかったと思う。
でもヤスはきっと、ここでやらなくちゃと思ったんだろうなと。
同じ環境で高いモチベーションで闘い続けることは本当に大変だろう。
大変なぶん、身に付くものも多いし大きく成長できる。

きっと去年や一昨年にヤスが同じコメントをしていたとしたら、
ここまで何かを感じることはなかっただろうなーと思っている。
今のヤスが言うからこそ説得力が出るし、言葉に魂が宿っている。
調子も良さそうだし。ちょっとやそっとじゃもう折れないぞ、きっと。
あ、でもホームのヒーローインタビューはもっとふざけてもいいんだからね~。

ヤスといえばゴールパフォーマンスがいまひとつなことで有名(当社比)なのだけど、
近頃そうでもないのがさみしいところ。新しくてダサいゴールパフォーマンス求む!


そして突然飛び込んできたテレの契約解除。
今季のテレは開幕前から気合いが入っていたので、やってくれそうだなと思っていた。
守備でもよく走っていたし、気持ちが見える選手だった。
ので、こんなに早い時期に解除となってしまって残念。
クラブにとってはそんなに早い決断でもないのかもしれないけれど。
京都戦でのお出迎えで姿を見たのが最後になってしまった。
真面目で礼儀正しく、少し控えめな選手だった。活躍するところを観たかったなあ。

posted by ひとみ |23:22 | 選手戯言 | コメント(5) | トラックバック(0)