コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年04月19日

熱烈サポを生んだひと

徳島戦後に母と、何かの話からチラシポスティングの話になり、
はじめて試合観戦に行くようになった時のことを思い出していた。
ブログでも何度か書いたような気がするのだけど、
わが家が試合を生で観るようになったきっかけは"とあるサポーターさん"の存在だ。
とある、と言っても知り合いではないのだけど、
この方の存在がなければ私たちは毎試合スタジアムへ通うことはなかったかもしれない。
なかったことはないとしても、通いはじめるのが遅くなっていたのは確かだ。

きっかけは十数年前。父のお休みがなんとなくポンと空き、
父と母が練習を観に行こうと札幌へ行ったことにはじまる。(平日なので妹と私は学校)
母が"神さまのような存在"と崇めるディドコーチなどを間近で楽しんでいると、
前述のとあるサポーターさんがビラを配っていた。
次のホーム戦を告知する旨のもの。
札幌赤黒連盟さんがやっているチラシ制作・ポスティングに近い。
どんなビラだったのかそういえば聞いていなかったな。
手作りなのかクラブで作っていたものなのか。
とにかくそれを受け取った父と母は、「熱心な人がいるんだねー」とビラを見た。
その日程はなぜだか父の休みの日で、なぜだか日帰りも十分可能なキックオフ時間。
あれ?行けるんじゃない?行っちゃう?
という勢いで、はじめての試合観戦が決まったのだと言っていた。

正直私は当時そんなにサッカーをわかっていなかったので、
初観戦のことはよく覚えていない。
気づいたら父と母に連れられて試合に行くようになっていた。
そして気づいたら練習にも行くようになり、生観戦はするのが当たり前になっていた。

そのサポーターさんが今どうしているかはわからない。
今もサポーターなのか、もしかしたらもう応援に来ていないかもしれないし。
けれどその人が、わが家4人の熱烈サポーターをつくったことは間違いない。
ひとりは一年に数回しかスタジアムへ行けないので、いつも一番高い席を買う。
ひとりは片道何時間かかろうとほとんどのホーム戦へ足をはこび、
お仕事の休みはほぼ試合観戦のためにとっている。
ひとりはアウェイにも行くようになり、チャントの音程に厳しく指摘する。
ひとりはJのおかげで地名を覚え、毎日ブログを書くまでに至っている。笑

チラシポスティングはきっかけにすぎず、結果が出ているのかわかりづらい。
即効性を求めるけれど必ずしも上手くはいかない。
けれど、まったくのゼロじゃないのは身を持って証明できている。
わが家のように、これがきっかけで熱心なサポーターが増えているかもしれない。
そう思うと、集客のための活動って何ひとつ無駄なものはないんだなと。
とにかく入口をたくさん増やすことが大切なのかもしれないなと思う。頑張ろうー。

posted by ひとみ |23:35 | コンサ徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)