2013年04月02日
オフサイドなんかこわくない
うーあー。寛くん。松本くん。 そうか。寛くんは手術が必要なほど大きな怪我だったのか。 交代のあと泣いていたというし、直感的に長期離脱になりそうな気がしていたのかな。 せっかくキャンプでも怪我なく順調だったのに、ここに来て離脱はつらいだろうな。 海外移籍のこととか、色んなことが頭の中を巡っていたんじゃないだろうか。 松本くんは思っていたよりも軽くて少し安心。 でも痛み止めの注射を打ってまでここまで出場してきたというから、 本人の悔しさったら計り知れない。体が「休め」というサインを出したのかな。 捻挫ってクセになると踏み込むたびドキッとしたりするのよね。 いや、私と選手を比べるのは失礼なのだけど、その1mmくらいは経験があるので。 ふたりとも無理はイカン。怪我の時はチームのことよりも自分のことを一番に考えていて。 帰ってきたらまた大きな声でコールをするから、それまでは今出来ることをやるんだよ。 試合に誘う時に断られる理由のひとつに「ルールがわからない」というのがある。 「オフサイドとかさ、よくわかんないんだよね」と。 オフサイドなんかわからなくたって楽しめるっつーの! ルールブックを読破して試合観戦に臨む人なんか早々いないっつーの!と、思う。 プレーヤーじゃないんだからルールなんて試合を観ながら覚えていくものなのよ。 そうしてだんだん面白くなっていくものなのよ。 確かに細かいルールは色々ある。観ていて「今のは何?」とか「何のファール?」とか、 「なんで旗挙がったのにオフサイドじゃないの?」とか(←あ)。 ルール以外にも「なんでボールを前じゃなくて横や後ろにパスするの?」とか、 「あの人なんでボール持ってないのに全力で走ってるの?」とか、 よくわからないと感じる部分はあるだろうと思う(いや、私だってよくわかっていないし)。 でも要するにサッカーというのは、足でボールを運んでゴールに入れるだけのスポーツだ。 ..."だけ"と言うと選手や戦術マニアや真面目なサポーターに怒られるかもしれないけれど、 一般の人にはそれだけなんだと思ってほしいなと。 難しいのよ~~そんな簡単なもんじゃないのよ~~という面だけを見せても引かれてしまう。 サッカーは決してコアなファンだけのものではなく、 誰でも気軽に楽しめるものだということを知ってもらいたい。 まずは生で観戦してほしいんだとにかく。 難しいことはサッカーじゃなくたって他のスポーツにも色々ある。 興味がなければ詳しく調べなくたって良いし、楽しみ方は本当に自由。 それくらい気軽にサッカーに触れる機会をつくってほしいなと思う。 サッカー人口は世界で最も多い。日本でも、根強い野球人気を上回っているとも言う。 サッカーは楽しい・面白いのだと多くの人が認めているということ。 それをルールがわからないなんて理由で観ないのは勿体無い。 っていうのをもっと多くの人にわかってもらいたい。どうするのがいいんだろうなぁ。 ボールが1個あれば誰とでもサッカーがはじまってしまうブラジル人の気質って、 サッカーの楽しさのベースになっているように思う。 「笑顔じゃないと幸せが来ないよ」っていうポジティブな考え方とか。 餅は餅屋。ブラジル人からサッカーの楽しさを学ぶ、みたいなのがあったら話を聞いてみたい。
posted by ひとみ |23:11 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)