2013年03月26日
しつこいけど秋春制反対
サッカー批評にも寄稿しているライターさんが 秋春制について札幌に来て感じた目線から書いてくれた記事があった。 栃木のライターさんのようなので3月10日に来たのだと思うのだけど、 いや実に取材をするには良い日に来てくれたなと。 栃木も確か秋春制反対のクラブだったと思うので 賛成派からすると偏った意見に見えるかもしれない。 けれど、道外の人が書いたものとしてはこれ以上ないほどあれこれ触れてもらっている。 今あるハンデが、夏の暑い時期に苦戦しているクラブが持つハンデと同等だとすると、 秋春制にすることで雪国クラブは更にハンデを負うことになる。 これを"地域性によるハンデ"のひと言で片付けてしまって良いものなのだろうか。 なんていうことが、読む人にしっかり伝わってくれるのではないかと思う。 道外の人がどう感じるかというのは説得力があり貴重な意見だ。 札幌ドームに来た栃木と松本山雅のサポーターが何か書いているかなとブログを見てみると 「飛行機に乗り遅れた。勝ったからいいじゃないという問題じゃない。 3月の北海道を甘く見ていた。」とか(←これは可哀想だ...)、 「まだまだ北海道は冬。秋春制に移行して本当に良いのかな」といったものがあった。 一度でも実感してみるとわかることだけど、実感してみなければ想像もつかないことだろう。 賛成派の人たちからは「反対派の意見は感情論でしかない」なんて言葉も出てくる。 最初は確かに感情論が先行していた部分はあったかもしれない。 それだけ雪国の人にとって冬にサッカーをやるということが非常識だったから。 でも、もうその段階はとっくに越えている。反対派の意見も現実的なものが多い。 こうしてわざわざ足を運んで記事にしてくれるライターさんもいる。 賛成するのに証拠は必要ないが、反対するのには証拠が必要だ。 欧州連盟が春秋制に移行する考えを示しているなんて話もあるから、 Jも強引に事を進めるわけにはいかないはず。 こちらとしてはもういいかげんにしろと言いたいところだけど、 面倒がって反対することを諦めてしまってはいけない。 移行するにあたって納得できる具体的な案が出ない限りは、反対を続けていく。 ぐあっ。代表負けたっ。 決めるべき時に決めないと...というのは代表でもJリーグでも草サッカーでも共通なのね。
posted by ひとみ |23:49 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)