コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年03月22日

ありがとう、矢萩社長。

松本山雅戦は矢萩社長の最後の試合だった。
なのでドームに入ったら何か声をかけたいと思っていたのだけど、
開場が遅れたことで北ゲートはかなりの混雑っぷりだったため
挨拶をする程度にとどめた。でもやっぱり何か言ってくれば良かったなー。

今日、正式にののが社長に就任したとのこと。
同時に矢萩さんが社長職から退任。これからはサポーターに戻るのかな。
試合で結果が出なかったり赤字が出たりで厳しい声は多いけれど、
個人的に矢萩さんは好きな社長だった。
クラブ創立時からのサポーターだったというエピソードも良い。
矢萩さんになってから積極的に動くことが多く、やるようになったことも増えた。

例えば、スタジアムグルメが今ほど充実してきたのは矢萩さんになってから。
サポーターから要望があったり、矢萩さん自身アウェイで見て来たことを実現してくれた。
これはどんどん広がっていって、イベントとスタジアムグルメを絡めてみたり、
サポートシップスポンサーのお店が定期的に出店できるようになった。

先行入場の開場時に選手がお出迎えしてくれるようになったのも
矢萩さんになってからではないだろうか。
お金をかけずともサポーターが喜んでくれることを考えて実戦してくれた。
更に選手お出迎えは先行での入場を促したとも言える。
企画やそれに伴うチケットも様々なものが出るようになった。
思っていたよりも売れてしまい券売所が混雑してキックオフに間に合わなかったり、
安すぎる割引券によりシーチケ持ちのサポーターから苦情が入ることもあるとはいえ、
そのチャレンジ精神はとても好感を持てるところ。
失敗をしながらも、仕事人ナイトのように定番化した成功例も多い。

ホーム最終戦のピッチですべてのカテゴリのユース選手たちをお披露目するようになった。
より北海道色が強いチームになってきた(これは矢萩さんの代だけのものではないけれど)。
引退した中でもとりわけサポーターから愛され・コンサドーレを愛してくれた選手を、
積極的にHFCやコンサドーレに関わらせてくれている。

先行入場で厚別やドームに入ると、矢萩さんが「いらっしゃいませ」と挨拶をしてくれた。
アウェイでもいつでも同じように挨拶をしてくれていた。
試合の当日にサポーターと同じ飛行機で遠征に向かう姿も見たことがある。
飛行機を待っているサポーターに声をかけていた。
社長というのは監督と同じく、褒められることは早々ないんだろうな。
心無い言葉を投げつけられたり落ち込むことも多かったと思うけれど、
失点して下を向いてしまう選手たちよりもずっとメンタルが強いわ!と思っていた(←え)。
2008年のJ2に降格した年から今日まで、矢萩さんの功績は確かにコンサドーレに刻まれた。

お疲れさまでした。まずはゆっくりお休みをしてください。
またスタジアムであいましょう。ぜひともゴール裏で一緒に声を出しましょう。

posted by ひとみ |19:36 | コンサ徒然 | コメント(5) | トラックバック(0)