コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年09月26日

気持ち悪いけど面白い

大宮戦後のゴール裏でのやり取りは、
私たちがいた場所からはどんな話をしていたのかわからなかった。
最後はなんとなく拍手が起こっていたので話がまとまったのかなと思っていたら
私たちの隣にいたおじいさんが「拍手するやつ何考えてんだよ!」と怒った。
ここにいては話の内容がわからない状況だというのに
とりあえず拍手が起こったことについて怒ってみた、というかんじだった。

とっさに母が「いや、それは人それぞれの勝手じゃない?」と言い
おじいさんに聞こえたかどうかはわからなかったけれど私も同感だった。
自分と同じ意見でなければ認められない。
自分と同じ意見が一番正しい。
そう思っている人は(もちろん無意識に思っているのだけど)、こんな風に怒る。
あの人たちはなんで拍手をしたんだろう?という考えになってくれない。
「拍手をするサポーターが選手を甘やかしている」というのもひとつの意見で、
それは正しいとか正しくないというお話ではないはずなんだ。

だってみんながみんな同じ反応をしたら気持ち悪いじゃない。

...いや、逆に面白いかな。みんながみんなまるっきり同じ反応をしたら。

例えば大宮戦の試合終了と同時に、会場内が一斉に拍手をする!
それはもう割れんばかりの、ご近所から苦情が来そうなくらいの拍手!
罵声や野次なんて一切無し!とにかく大きな拍手が起こる!
または、一斉にブーイング!
罵声や野次もみんな同じことを揃って言っている!
パラパラとした拍手も一切無し!とにかくひたすら険悪な雰囲気!

さすがの選手も落ち込むどころかドン引き必至。
想像すると面白いけどやっぱり変よね。みんなが同じ反応をするなんて。
考え方が世界にひとつしかなければ成長も変化も無い。色々な考えがあるからいい。
このおじいさんは試合中もそんなに大きくない声で怒り続けていて、
私たちに言っているのか?と思ったりしていた。
本当に選手たちに意見を言いたいのなら、一番前に言って叫ばないと聞こえないよ。
それとも私たちに言っていたのかしら。「ボール前出せ」って?

posted by ひとみ |23:20 | コンサ徒然 | コメント(5) | トラックバック(0)