コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年09月05日

怒らないで聞いてね

清水戦へ私は行けなかったけれど、その日の応援について色々な話を聞いた。
今この状況でサポーターがバラバラになるのは嫌なので
思っていること・思っていたことなどを正直に書ける範囲で書いてみようかなぁと思う。
該当する方々には怒らないで聞いていただきたい。
応援のスタイルについて肯定とか否定という含みは無いので、そのへんは誤解なきよう。

私は今はゴール裏で応援しているけれど、年に数えるほどしか参戦できなかった頃は
少しでもお金をチームに入れる目的でほぼSS指定席で観ていた。その頃の私のUSの印象は
「怖い」「自分勝手」「関わりたくない」というものだった。
自分たちについてこない人を差別しているんだろうというイメージが強かった。
彼らにとって当たり前のことは私にとっては当たり前じゃなかった。
そういったネガティブな感覚は、月日が経ってもなかなか抜けなかったりもして。

USという存在自体が変わっていったのもあって、コレオの準備を一生懸命頑張っている姿や、
試合中にどのような状況になっても最後まで声を出そうと鼓舞する姿、
サポーターに声かけをしている姿が強く表に出るようになってから
彼らに対してネガティブなイメージを持つ人は減っていっただろうと思っている。
2008年の応援自粛の際も様々な意見があったけれど、
ひとりひとりが考えて行動することはチームにとって間違いなくプラスになったと感じた。
私も自分の意見をUSに伝えて、丁寧なお返事を貰ったりした。
いつまでも昔のUSのイメージを持ち続ける頑固な人が古いサポーターにはまだいるけれど
いい加減彼らが変わったことに気づき、彼らの頑張りを認めてもらいたいとも思う。

でもまた、ほんの何気ないことで以前の感覚を思い出してしまうこともある。
本当に何気ないこと、例えばサポーターへの声かけの時に
言葉は丁寧でも壁に寄りかかって話されては好意的に思えない人もいる。
できるだけゴール裏の趣旨に賛同したいけれど、
突然スタイルを変えられると何がしたいのかわからず惑ったという人もいる。
賛同できる人はしてと言われると、賛同しない人を省かれていると感じる人もいる。
そんなひとりひとりの思いすべてに寄り添う必要はないけれど、
そういう何気ないことから気持ちが離れてしまう人がいるというのも事実。
改めてたくさんの人をまとめるのって大変なんだなぁと思う。

だからといって腰を低くいてとはまったく思わない。
席種やエリアに関係なく、すべてのサポーターに上も下もないはず。
ゴール裏のやり方に頼りっぱなしな上に文句だけはしっかり言う人、
とにかく否定から入って応援はこうあるべきという意見だけはしっかりある人、
そういう人たちが思いを口にせず行動も起こさず不満を溜め込むのも随分勝手。
応援はゴール裏がするもの、という思いがどこかにあるから、他人事としてしまっている。
自分もその中のひとりであるはずなのに。
意見を出しにくい環境にあると思うのなら、どうすれば伝えやすくなるのか考える。
応援やチームがもっと良くなるためには、今このまま黙っていてはいけない。
黙っていては何も変わらないということはきっと多くの人が気づいているはず。

...しまった。まとまらなくなってきたぞ。
とにかくチームの状況がお世辞にも良いとは言えない今、
サポーターが先行してバラバラになっていきたくないなと個人的に思っている。
それぞれのやり方で、でもバラバラにならない何か良い方法があればいいのに。いやあるはず。
原点は応援をするということ。難しくて複雑なことじゃないような気がするんだけどな。

posted by ひとみ |22:48 | コンサ徒然 | コメント(6) | トラックバック(0)