コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年09月01日

おかえり高原2012

今日はお仕事がありそのあと飲み会もあってまだ試合の録画を観ていないのだけど
やっぱり今日のうちにこれだけは書いておきたくて。

高原が公式戦のピッチに帰ってきた。
前日からメンバー入りを知っていた友人が黙っていてくれたおかげで
昨日のコンアシと今朝の新聞と先発メンバーメールでいちいちぎゃーぎゃー言っていた私。
試合前には高原へのメッセージダンマク(これ)の画像を送ってくださった方もいて
いやもう本当にありがたかったす。ベンチ入りってこんなに嬉しいものなのね。

前にも書いたような気がするのだけど、最後の手術の少し前に話をしたことがある。
その時はもうザ・ネガティブな状態になっていて、励ましの言葉も見つからなかった。
でも必ず前向きになれて、この日を迎えるだろうと信じていた。

磐田で戦力外になりうちとの期限付き移籍の期間も終了した時は、
怪我でトライアウトも受けられない状態だったと何かで読んだ。
それから練習生として再びうちに加入して、プロとしてもちゃんと契約をした。
その後は長年試合出場の機会に恵まれずにいた。
練習を観ていれば高原が良い選手で、毎年しっかり上手くなっているのはわかるけれど
本人は毎年のように戦力外のことが頭をよぎっていたんじゃないかと思っている。

高原が運でそのポジションを掴んだことって、今までにないような気がする。
磐田での初出場の時くらいだろうか。でもその試合で正GKとなれたわけではないし。
本来運も味方して上がってくるところを、高原はすべて自分の実力のみでそうしてきたんだ。
いくらチャンスがあったって、本人の頑張りが無ければ掴むことはできない。
頑張っていれば運が無くったってチャンスの方からやってきてくれるものなんだなぁ。

と、それだけ頑張っていた高原にも関わらず
サッカーの神さまというのは相当なSっ気を出して再び試練を与えやがった。
今までの苦しさと同じくらいかそれ以上に長く長く続く試練だった。
いくらそれまでたくさんの試練を乗り越えてきたと言っても、落ち込むことはあったはず。
高原は諦めなかった。諦めない限り可能性は続くものなんだ。
3度も手術をしたけれど、それはどれもフッキ復帰のための前向きな選択。
怪我をした2010年の『ありがとうハイタッチ』を思い出す。
あの年松葉杖でピッチに立っていた高原と、
あの年退団するはずだった砂さまは再び同じチームで同じピッチに立つことができる。
このことだけでも奇跡のようだなぁなんて思えて嬉しくなったりする。

おかえり。いやぁ本当に待っていたよ。
今日はサポーターからもたくさんのコールを受けただろうな。
またサッカー選手として闘う喜びを感じてほしい。私たちの誇りだよ。 

posted by ひとみ |23:38 | GK | コメント(0) | トラックバック(0)