コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年06月05日

今がすべて

「今季はもう諦めた」「来季に向けて今できることを」

というのを見るにつけ、観ているだけの人はそれでもいいのかもしれない。とも思う。
J1だろうがJ2だろうが応援することに変わりはないし、
時間がかかっても強いチームになりたい。そんな思いを持っているのは確かだろうし。

でも選手はどうだろう。
J1でもJ2でもいいわけはなく、絶対にJ1に居たいと思っているはず。
もし落ちても、また力をつけて上がればいいなんて思っている選手はいないだろう。
来季を保障をされている選手なんてひとりもいない。
来季のコンサドーレなんて知ったこっちゃない、という選手もいるかもしれない。
選手にとっては"今""今季"がすべてであるはずだ。

だったらその思いを受け取って応援をしていきたいと思っている。
マイナスの気持ちは少なからず応援に表れて、選手に届いてしまう。
ここにサポーターと選手とのギャップが生まれてしまうと、目指すところがひとつではなくなる。
ひとつではなくなるとそれぞれが違う方向を向いて試合をすることになる。
チーム一丸ではなくなってしまう。

選手が目標として掲げているところへ、同じ気持ちを向けて応援したい。
選手がJ1で闘い続けたいと思っているのなら、J1で闘い続けられるよう応援したい。
先に諦めて逃げ出したくはない。
というかそもそも、一体何を「諦める」のか。
毎年春先はなかなかうまくいかない。
だからと言って毎年この時期に諦めるのだったら、最初から応援しなければいい。
選手はなかなか勝てずきついからといって、この時期に辞めることはできない。
どんなに悔しくても、恥ずかしい思いをしても、逃げ出したくなっても、
12月1日までは私たちの目の前でプレーし続けなければいけないんだ。

だったら選手たちと一緒に闘いたい。
彼らを後押し出来るのは私たちだけ。中途半端な思いを見せるわけにはいかない。

posted by ひとみ |22:56 | コンサ徒然 | コメント(8) | トラックバック(0)