コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2012年03月30日

アナログを省かない

大学時代の私の先生はすごーくアナログな人で
年はそれほど年配というわけではないのだけど、とにかくアナログにこだわっていた。
レポートは手書きのものしか受付なかったり、
メールでのやり取りを一切せず対面でしか対応してくれなかったり、
携帯電話を持ってくれないのでなかなか捕まらず家電にかけることになったり、
パソコンならではのミス(文字の変換ミスやレイアウトのずれ等)に憤慨したり。

「むぅー」と思うこと多々ながら、同感できるものもあった。
それは、本はwebではなく本屋で探すこと、という点。
パソコンでちょいちょいっと調べれば欲しい本はすぐに見つかるし、家まで届けてくれる。
けれど、本屋には自分の知らない本もたくさん置いてある。
欲しいと思っていた本の隣りには関連本が置いてあるので、パラパラめくって確認できる。
その隣りには関連本ではないけれど興味のある本が置いてある。めくって確認できる。
そうして思いがけず好みの本が見つかったり、興味の幅が広がったりする。
感性を磨くにはアナログの行動を省いてはいけない、と言われ続けていた。

欲しい本が決まっていて地元の本屋にも売っていない時は私もwebを利用するけれど
そうではなく、"こんなジャンルの本が欲しい"という曖昧な時は
本屋さんで探すようにしている。
探しているものと違うジャンルながら、関係する本を見つけたこともある。
本は本屋さんに限るなぁとしみじみ思っている。
と、考える私自体もアナログなのかもしれないけれど、
アンチ電子書籍派としては本屋さんで選ぶ感覚、本の紙をめくる感覚を楽しみ続けたい。


で、何の話かというと、先日『サッカー批評』を探しに行った時に見つけた本、
『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』が面白い!という話。
おすすめもいただいて読んだのだけど、サッカーを観るのがますます楽しくなるかんじだ。
コンサドーレ関連の本や雑誌ばかり見ている私にとっては新鮮な出会い。
そしてアンチ電子書籍派と言いながらも、
昔のマッチデイをダウンロードできるホームページが気になっていたり。

posted by ひとみ |23:55 | コンサ徒然 | コメント(5) | トラックバック(0)