コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年02月01日

変わらないための変化

スタジアムの席は、基本的には座って観ることになっている。多分厚別もドームも。
ホーム側B自由席の前段の熱烈サポーター席のみ"立って応援して良い席"というくくり。
コールリーダー氏のように長いこと熱烈サポーター席にいると
もしかしたらこういうところすら知らない人がいるのかもしれない。
選手入場前にスタジアム全体で立つという行為も、本来ならば運営に断っておく必要があるはず。
けれど運営側が雰囲気を汲んでそこを許可してくれているんだろう。

ホーム側B自由席の後段にはもちろん安い席だからと来る人もいるだろうし
応援したいけれど90分立っているのは難しい人もいる。
声は出せるけれど手拍子はできない事情のある人や、その逆の人もいるだろう。
足の悪い人や車椅子の人など、もちろん立てない事情がある人のことも理解はしていると思う。
けれどあまりにも"立って応援しないことがいけないこと"かのように伝えてしまうと
誤解も生むし、応援席から離れて行ってしまう人もいる。
今USが変えようとしていることはとても大きなことだ。
ある日突然変えようとしても多くの人から理解を得られないだろうし
きちんとHFCや運営スタッフと話し合いをして、じっくり時間をかけて変えていってほしい。
やろうとしていること自体は素晴らしいことで、間違いはないと思うから。

個人的には、私もホーム側B自由席はみんなで立って応援できたらなぁと以前から思っている。
現時点でも熱烈サポーター席に腕組をして黙って立っている人やヤジを飛ばす人がいるので
まずはこういう人たちの意識改善も必要と思うけれど。
色々な事情があって無理なこともあるかもしれないけれど
立って応援した方が良いと思っている人が多くて、改善して可能ならばやりたい。
スタジアムの改修が必要、ということであれば気持ちの問題だけでは済まないけれど...。

少なくはなったと思うのだけど、まだまだ"USは怖い"みたいな勘違いをしている人はいる。
恐らく年配の層に多いのではないかな。過去に自分の見たものしか信じられず
近年の彼らの変化や成長を認めてあげられない人たち。
そういう人たちはちょっとでも何かがあると「そら見たことか」と遠ざかっていく。
多くの人に彼らの頑張りを認めてもらいたい。
今のゴール裏の良いところはそのままに、けれど良いところをそのままにしていくためには
変わっていくことが必要だ。一見矛盾しているけれど、変わらないためには変化が必要。
スタジアムの雰囲気が良い意味で変わっていく時期にきているのかもしれない。

posted by ひとみ |23:48 | コンサ徒然 | コメント(4) | トラックバック(0)