コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年11月14日

ホスンのチャレンジを褒めよう

キーパーのミスは直接失点に繋がるというのはわかっているし
キーパーからのキックは普通に繋げと言う意見も理解できる。
わかっている上で書いている、ということを前提に以下を読んでいただければ。

最近のホスンのゴールキックの失敗を見て
スタジアムからは「あー...」というがっかり感満載な声が漏れる。
ずっと応援の声を挙げていればこの声は出てこないはずなので
声を出していない人がこの時だけはしっかり不満の声を挙げているんだろう(←嫌味な言い方)。

選手のチャレンジに対しては、私は前向きな声を挙げたいと思っている。
ホスンのゴールキックは味方選手に繋ぐための攻撃の一本。
誰に渡し、その選手がどのようにその先を進めるのかまで考えているんじゃないかな。
それが上手く繋がり得点になった場面もあるのだけど、時が経つと忘れられてしまうようで。
『ラインを割った=ホスンがミスした』
と、なってしまう。チャレンジは目に見えない。見えるのはチャレンジが成功したかどうかだけ。
チャレンジには"失敗"はあっても、"ミス"は無いと思っている。
成功した時だけ褒められ、失敗は責められる。それでは若手選手は育たない。

ホスンは頭の良い選手だ。
しかもキックが上手い方だと個人的には感じている。
失点しないことだけを考えて無難にプレーしようと思えば、できる。
ゴールキックもラインを割らないことだけを考えて蹴れと言われれば、恐らくできる。
でもホスンはそうはしない。これはホスンのチャレンジだから。
毎度のように同じ失敗をしているところを見ると
赤池さんからもGOサインが出ているのかも、なんて想像してみたりする。
そうでなければこの時期に危険を承知でチャレンジをする必要はなく
安全なプレーだけを心がけていればいいのだから。

河合さんが、この時期は今までと変わらず
今季やってきたことと基本に忠実にプレーすることが必要と話していた。
ホスンにとってはこれが今季の闘い方で、今こそ変えることなく継続した方がいいものだ。

安定感だけを求めるのならば、ぎーさんに出場経験を積ませた方が正確だ。
どっしり構える系のGKなので経験を積めば積むほど研ぎ澄まされていく。
そうして2007年は闘った。
のぶりんも以前に、GKの起用判断基準は安定感だと言っていたのだけど
ホスンを起用しているのはそれ以上の何かもあるからだと思う。

この時期でもチャレンジをしている勇気を褒めてあげてほしい。
失敗に思わず「あー...」となってしまっても、よし次こそ頑張れと励ましてあげてほしい。
ホスンがやっていることの成功率が上がれば、ものっすごい武器になる。
シュート数も増えるし得点も増える。来季J1で闘う際に必ず必要になってくる。
その時が来るまではホスンのチャレンジの邪魔をせず、褒めて伸ばしたい。

そんなわけで本当にしつこく書いているのだけど、
ホスンをヒーローインタビューに呼んでほしかった。選んだ人のバカーっ!(←やけくそ)

posted by ひとみ |22:32 | GK | コメント(9) | トラックバック(0)