2011年09月20日
信頼
水戸戦後、「前半15分しか動いていない」とみんなの前で怒られたというウッチー。 恐らく以前であれば、いじけてイラついて 悔しい気持ちがうまくプレーに繋がることは簡単ではなかったと思う。 けれど今のウッチーは、やってやる!という気持ちをプレーに込めることができる。 じゃあ点を取ってやろうじゃないのという冷静な気持ちに持っていくことができる。 監督やコーチは選手それぞれがどういう性格なのかしっかりわかっている。 指摘をするにもマイナスになることは言わない。 その選手の力を引き出すために、どう言えばいいのかをちゃんとわかっている。 だからのぶりんも、以前のウッチーならばこんな風な指摘はしなかったはず。 今のウッチーだから言ったんじゃないだろうか。選手のことを本当によく見ている。 北九州戦でもウッチーが疲れているのは見えていただろうけど ハットトリックをしたい気持ちも見えたから、ぎりぎりまで交代しなかったのかも。 だから選手も信頼する。チームが好調だからと、何か特別なことをしているわけじゃない。 昨日の練習を観ていた時。 プレーが止まった時にまわりの選手からは「ナイス砂さん!」と言われていた砂さまが のぶりんからは「スナー、今のはもっとこうして、周りにもこうした方が良いから」 というような助言を受けていた。うんうん、とうなづく砂さま。 ベテランだからと、褒められるからと浮つく選手ではないけれど 良いプレーを更に良いものにするための助言は、自分を見てくれているのだなぁと感じるはず。 明日もジオゴは欠場かもしれない。 でも個人的には、今のチームにジオゴ頼みという印象がない。 どうしても過去のコンサを思う時、能力の高い外国籍選手に頼って その選手が止められるとだめ...ということを思い浮かべてしまうのだけど。 ジオゴが止められて負けた岡山戦があったからか、チームにそういう意識はないと思っている。 実際、岡山戦のあとの純平のコメントに、 「ジオゴに負担をかけすぎないよう、自分たちで考えないといけない」とあった。 ジオゴを信頼できることは大きい。でもそれは"イコール全力で頼ること"ではない。 もしこの試合に勝っていれば順位が...と言われていたけれど(ののもラジオで言っていたし) 岡山戦でジオゴが止められて負けたことは、勝利以上に必要なことだったのかもしれない。 この負けは、いつかどこかで来るものだった。早いうちに来て良かったと思える。 今大切なのは、"誰がやるか"じゃない、"何をやるか"。 これからも出場停止などで選手が入れ替わることはあると思う。 みんなが同じ絵を描けていれば、誰がやっても迷うことは無いはずだ。 さて明日は仕事人ナイト・ファイナル。 ファイナルか。ちょっと寂しいなー。 そもそも今季は仕事人ナイト(=平日開催)が一試合も無いはずだった。 そんな想定外のことにもなんとか対応して試合ができている今季。 相手はとんでもない得点力を持つ緑だけれど、 今季当たるのは初だからどうなるかはやってみないとわからない。 無駄に守りに入る必要はない。点取り合戦を受けて立つくらいの気持ちで頑張ろう。 私は6時に仕事を上がれるように頑張るよー。
posted by ひとみ |23:33 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)