2011年01月23日
チームの生き様
藤さんが現役引退で、FC東京のスクールコーチになるとのこと。 引退しても次の道がすぐに決まらない選手は多いので、 必要としてくれる場所があるのは本当にありがたく、 本人のこれまでの長い長いサッカー人生が残したカタチなんだなとも思う。 でも、うちにもっとちゃんとお金があったのなら藤さんは今も現役で、 コンサドーレの選手として活躍していたに違いないと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱい。 お金のないチームで、ごめん。毎年思うのだけど、本当にごめん。 結果が出ないことや集客が伸び悩む責任は選手にもあると思っているのだけど 藤さんは藤さんのサッカーをめいっぱい出して、チームを支えて力を与えてくれた。 チームを離れなければいけなかった理由を考えると、 やっぱりお金がないチームでごめん、に戻ってしまう。悔しいったらない。 けれど藤さんはそんなチーム事情を責めることなく 結果を出せなかったという自分の責任のみをコメントしていた。 本当に素晴らしい選手を手放してしまった。FC東京のサポーターにも申し訳ないな。 藤さんが以前、「ゴンさんがやる以上、引退なんて言えない」と言っていた。 そんな"ゴンさん"。→ FUNKY MONKEY BABYSの『明日へ』。 代わりに、というのも変なのだけど、ゴンが頑張っている姿を見ていてほしい。 生き残っているベテラン選手の姿を見ることは、チームの生き様そのものを見ることだ。 こちらこそ、優しいコメントをありがとう藤さん。 一年とはいえ自分のブログを振り返ってみると、藤さんについてたくさん書いていた。 それくらい、記憶に残る選手だった。何しろ藤山竜仁という名前がかっこいい(←そればっか)。 FC東京との試合では、姿を見ることができるだろうか。 今季の味スタにはぜひとも行かねば。行ける日程でありますようにー。
posted by ひとみ |22:25 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)