コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年12月01日

背番号10の成長

変わったなぁと思う。今季になってから。
試合後のコメント以外にも、テレビや新聞、雑誌に載るものを見て特にそう思う。
入団した頃の猫かぶり(!)っぷりからはもちろん変わったけれど、そうではなくて。
変わったのは、背番号10を背負うようになったからじゃないかな。
自分が必要とされること、任される役割、負うべき責任など。
背番号10は宮澤にとって特別だったんだなと感じた。で、J's GOALから一部抜粋。
 
●第2節 vs福岡
「先制されて、決して受け身になったわけではないが、そこで追加点を与えてしまったのが良くなかった。でも、そこで1点でも取り返していれば状況は違っていたかもしれなかったのだが、そこでも持ちこたえられなかった、攻撃も単調になってしまった時間帯もあったので、もう少し自分達のところでゲームをコントロールできるようにしていきたい」

●第5節 vs岐阜
「積極的に相手の裏を狙ったし、バイタルエリアにボールをうまく入れていたし、チャンスも作ることが出来たので、そこを決めないといけなかった。相手のバイタルエリアが空くので、自分はもっとペナルティエリアの近くでプレーしたかった。でも、守備面でのケアも必要なので、後ろにいました。本当はもっと前に出て行きたいのですが。」

●第6節 vs柏
「近藤さんとの連係は悪くなかったと思う。ただ、自分が少し下がり過ぎてしまう場面があったので、もっと近い位置でサポートできるようにしていきたい。」

●第9節 vs甲府
「2点を取られてからは開き直ってリスクを背負っていった。人数をかけて仕掛けないと崩すことが出来ない。カウンターでは味方が少ないこともあったから、もっと押し上げないといけない。裏に抜ける動きをしないと相手も怖くないと思う。」

●第22節 vs東京V
「暑かったです。いい時間に先制したまでは良かったのですが、その後守備がハマらなくて、後手後手になってしまった。もっと僕と芳賀選手のところでボールが取れれば、やり方はいろいろあったと思う。守備でボールを回されることが多かったので、攻撃の部分までいけなかった。課題の残るゲームとなりました」

●第33節 vs千葉
「いい形で得点ができて良かった。相手は負けられない状況で攻めてきたので、押し込まれてしまっていたが、そこでワンチャンスを決めることができた。左サイドで崩せていたので、早めに入っていったら砂川さんからいいクロスが入ってきた」

もともと宮澤は、全体的に見たイメージをコメントしている印象だったのだけど
よくよく見てみると自分のプレーをチームにどう使うかということを話しているみたいだった。
というか、背番号10としてどうプレーすべきかを考えるようになったのかなぁと。

厳しい評価を受けることの方が多い宮澤だけれど、
それはサポーターからの期待や愛情であって、求められるものがとても高いから。
極端に言っちゃうと、下手ならそんなにすんごいことを期待しない。
もっと出来ると知っているからこそ、もっと高みを求める。
残り1試合も怪我で出場することは出来ないけれど、
これから宮澤はもっと成長していくんだろうなと思えることは、とても嬉しい。

posted by ひとみ |23:17 | 選手戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)