コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年11月21日

最後まで、攻撃を。

昨日の疲れもそこそこに、ユースの試合を観に行ってきた。
松原くんをホームで観られるのはこれが最後だろうし、他の3年生も同様。
日差しが暑いくらいの宮の沢で観る試合は、やっぱり最高だわ。

前半は5得点と快調。みんなの表情もとても明るい。
スピードが速くて、ミスも少なく、誰かのカバーを誰かがするという理想的なかたち。
でもここで気を引き締めないと、あっという間に逆転されかねないなー。
なんて思っていると、ハーフタイムに四方田さんから、前半の良かったところのお褒めの言葉と
後半は0-0からはじめるつもりでという指示が出されていた。オォッ。

そうしてはじまった後半は、前半のようにゴールが奪えない。
ハーフタイム明けの円陣では水戸ユースがものすごい気合いを入れていたので、それも納得。
なんとか0で抑えていたのだけど最後の最後、あぁヤバそうだと思っていた流れから失点。
むーん...悔しい。ロスタイムだったのかな。
あれを抑えていれば、きっと完封勝利していたに違いない。
逆に水戸ユースは最後の最後までゴールを諦めていなかったとも言える。
とは言え、ユースも最後まで時間をかせぐことをせずに得点を狙っていたので
カウンターを受けるのもやむなしかも。アグレッシブな姿勢はあったのだから。

試合後松原くんは悔しそうにグローブを叩きつけていた。
あの失点はGK仕方ないとか言われたところで、悔しさが消えるもんじゃない。DF陣も。
うちのGK3人もそういうタイプよね。悔しさを内に秘めるというより、思い切り表に出すタイプ。
水戸ユースのGKは試合中のコーチングのガラが悪かったのだけど、
ああいうタイプも嫌いじゃないなー。試合中に人が変わったように口が悪くなるタイプ。

試合後は、応援をしていたサポーターから"松原修平"コールが。
更に「厚別に来いよー!」というエールを受けていた。
そうね。そうなったら嬉しい。岡山で正GKとなって、厚別で戦いたい。そしていつかは戻って来てほしい。
その前に、決勝トーナメント頑張ろう。


試合後はリカバーやサブメンバーの練習を観て、結局一日中宮の沢にいたかんじ。
高原を待って、少し声をかけてきた。
疲れた風だったけれど、昨日の話をすると少し笑顔も。
次の試合まであと1日しかない。勝ちたい気持ちは選手たちの方が大きいはず。
日程もきついし人数もいないしで大変だけれど、なんとか今いるメンバーで頑張ろう。

高原が今まで積極的に攻撃をしかけていく姿は、あまりなかったように思う。
ゴールキックや高原からのFKも誰かに合わせるためのもので、
向こうのゴール目がけて蹴るということは無かった。
繋げるところは大きくクリアせずに繋ぐ、などといった
のぶりんからずっと言われ続けていることをしっかり守ったチャレンジなのだと思う。
その高原が、昨日の試合で自分の意思で最前線まで上がったことは意外だった。
昇格や降格が絡んでいるわけでもなく、新聞にも"消化試合"なんて書かれる始末。
それでもこの試合でなんとか得点をしたいと高原が思ったということが、本当に嬉しかった。
「みんなよく戦っている。ただ、その気持ちがプレーに結びつかなかっただけ」
そののぶりんのコメントに、激しく同意。
消化試合なんて無い。それを高原は体現した。残り3試合、全員からそういうプレーを観たい。

posted by ひとみ |23:39 | 試合観戦 | コメント(4) | トラックバック(0)