コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年10月22日

虹と雪のバラード

私と『虹と雪のバラード』との出会いは、『動物のお医者さん』。
『虹と雪のバラード』を歌おう、の話が出た時も、思い出したのはこれだった。
(その場面を写真で載せた方が面白さが伝わるのだけど、
著作権があるのでWikipedia五輪後のこの楽曲についてを)
 菱沼さんを好きだという高校生に対して、
 菱沼さん「札幌オリンピックは知ってる?じゃ『虹と雪のバラード』歌ってみて。さん、はいっ。」
 高校生「…」
 曲を知らず歌えなかった高校生は、黙って寂しくその場を去っていく。
 菱沼さん「もったいないとは思うけど、札幌オリンピックを知らないんじゃ私の相手ではない」
 かわいそうだよ、生まれてないんだから。というハムテルたちのモノローグに繋がる。
なんで『虹と雪のバラード』を歌えないとだめなの?と聞く人はいない。

読みながら「へー、私歌えないよ」と母に言うと、「えー!曲知らないの!?」と言われた。
それくらい母世代にとっては歌えて当たり前の歌だという印象だった。

オリンピックのような世界的な大会を北海道の、しかも札幌で開催されたことは
後世の後世の後世までずっと語り継がれていくことだ。
札幌市民だけではなく、道民の、日本人の誇りだ。
日韓でW杯が開催されたり長野でオリンピックが開催された時に、
「それは関東圏だけの出来事でしょう」「それは長野だけでやっているから関係ない」
などと思った日本人は多くないだろうと想像する。
「今年は日本が開催国だぜー」とうきうきした人がほとんどのはず。
それを思えば、他チームが羨ましがること間違いなしのこの歌、
コンサドーレの試合で歌えたらとても素晴らしいことと思っている。

リアルタイムだった世代の人たちには、あとの世代に受け継ぐ義務がある。
自分たちが感じたことをきちんと伝えていかなければ、
あとの世代は何も感じることなくいつか風化してしまうかもしれない。そうなってはいけない。
コンサドーレがはじめることで、サポーターじゃない人たちにも輪が広がり
しっかりと根を張った北海道の財産になっていくんじゃないかなと。
話題になったら新聞やテレビでも取り上げてもらえそう。
ちゃっかり集客にも繋がるんじゃないかーなんてことも思ったり。

posted by ひとみ |23:50 | コンサ徒然 | コメント(6) | トラックバック(0)