コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年09月03日

コンサドーレがなくなる日

緑がチームを残すために、選手たちはとにかく勝つしかなくて頑張っている。
勝つことでスポンサーを獲得したり、集客を増やしたりということを間接的に目指す。
一方。サポーターが署名活動をしているというのも見たのだけど、
正直今の段階で情でチームを残してもらおうなんて、考えが甘すぎる。
どこに提出する署名かは知らないけれど、
この危機的状況下でサポーターがすべきことはそれなんだろうか。

クラブは思うように集客が出来ず、チームは勝てない。
もしどちらにも頼れなくなった時に、サポーターがすべきことは何だろう。
クラブの社員は、チームが無くなれば違う会社で働く。
選手やスタッフは、チームが無くなれば移籍してサッカーを続けられる。
続けられないことも多々あるけれど。

でもサポーターは、チームが無くなったら代わりのチームを探すことが出来ない。
チームがどこかに吸収されて(されればまだ良い方で)、
名前が変わってユニフォームが変わってスタジアムが変わって、
今までの歴史がまったく無くなってしまったチームを応援なんて出来ない。
応援するチームが無い生活をすることになる。
一昨日掲載した、『背番号12の日々』のどれも出来なくなる。
そうなることが本当に恐い。

集客増やスポンサー獲得に危機感を持ってこなかったツケは、
本当にどうしようもなくなってからやって来る。何とかしようとしても手遅れになった頃に。

署名活動を悪いとは言わないけれど、チームがあっても無くてもどちらでも良い人たちに
署名のお願いをしている時間も情熱ももったいない。
もっと現実的にお金を集めるために、ファンドの最大募集金額を達成させるとか、
シーチケやユニフォーム購入者を増やすとか、サポーター力を発揮すべきではないのかな。
(すでにやっているとは思うのだけど)

...緑の話をしているようで、実はコンサについて書いていたりして。
チームがこれからも続くように、まずは集客目標達成が絶対条件。
今の段階ですでにピンチだけれど、厚別開催だから無理だと言ってはいられない。
厚別開催の時に集客が厳しくなるのは、もうここ数年お馴染みのこと。
それをわかった上での集客目標なのだから。
集客目標達成を無理とすることは、コンサが生き残るのを無理とすること。
コンサドーレがなくなる日が来るのを、黙って待っているわけにはいかない。

選手はとりあえず、天皇杯で注目を集めてお金を持って帰ってくるように。
サッカーサポーターはみんな、元日の予定を空けて待っているのだから(by平川さん)。

posted by ひとみ |23:54 | コンサ徒然 | コメント(3) | トラックバック(0)