コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年10月20日

責任感だったのかもしれない

「皆さん、覚悟を決めてください」

キックオフイベントの締めの、のぶりんの挨拶。
この言葉から今季ははじまった。

"覚悟"はしていたつもりだった。
昨年、チームを支えてくれていたベテラン選手の多くが去って、
経験の少ない若手選手をチームの中心にしていく覚悟。
若手育成に重点を置くため、目の前の勝利にすぐには繋がらないであろう覚悟。
勝てない試合が続くことが予想されるけれど、それでも応援し続ける覚悟。
そんな覚悟をしていたつもりだった。

いざ開幕してみるとそれはそれは茨の道で(大袈裟?)、
思っていたより厳しかったというのが正直な感想だったりする。
チーム状況は良い時と悪い時の波が激しくて、
特に悪い時には誰かのせいにしてはチームを責めていた。
選手の気持ちが弱い、監督の采配が悪い、フロントがしっかりしないせい...など。
誰かに責任をとらせようとしていたんだと思う。

のぶりんが言った"覚悟"は、サポーターの"責任感"だったのかもしれないと今になって思う。
チームを責めておきながらサポーターは...というより私は、
それだけの責任を負っているんだろうかと。
ただのファンとは違う、サポーターなんだと言いながら、
結局は客観的にチームを見ていたんじゃないかと思うとちょっと怖い。
のぶりんの言葉の本当のところはわからないけれど、
その言葉に胸を張って「はい」と答えるには相応の責任感が必要。
そして答えることができるのは、サポーターだけの特権でもある。


「俺たちだって悔しい」と砂さまが函館の草津戦で言った時、
面と向かってそう言ってくれた選手がいなかったことに気づく。
函館での出来事を、そんなドラマチックなことではないと砂さまは言うけれど、
あの日もし前へ出てくれる選手がいなければ、今はまた違っていたかもしれない。
そう思うとやっぱり、ドラマチック。そこには砂さまの"覚悟"があったから。


...これは昨日書こうと思って、まとまらなくてやめたことだったり。
昨年の10月19日に厚別で、なんてことない1試合のように終わってしまった柏戦。
今あの試合を糧とできるなら、ちゃんとチームの成長があると感じる。

さて。明日は栃木戦。
今季栃木から、すべての星を奪ってやろう。実りのアキコンの景品もかかっているし。
チームへ愛ある試合を求む。

posted by ひとみ |22:13 | コンサ徒然 | コメント(5) | トラックバック(0)