2019年08月31日
サッカーと勝ち点3と後味。
サッカー観戦雑感。 DAZNにて。 神戸2-3札幌 まず、一つのサッカーの試合としては、面白い試合だったと思います。 前半のコンサは、ほぼプラン通りのサッカーができていたと思います。スコア的には0-0プランだったとは思いますが、セットプレーから失点。が、武蔵の見事なゴール(過程を含む)で1-1で折り返すことができました。 後半は、3-4-1-2にシステムを変え、荒野と宮澤の役割を入れ替えたように観ました。 それが形になって、よいサッカーができていたと思います。波紋を広げたのは、ジェイのゴール。ファウルとされても仕方がないゴールだったように感じました。 が、両チーム共に、その後もよいサッカーを観せてくれました。時間を与えられた大伍はさすがによいプレーをしますね。そこからの流れで、コンサには不運ではありますが、同点にされました。 勝負を決することになった宮澤のゴールには、大きな拍手を送りました。大伍の背後から前に出てのヘディング。宮澤と大伍が絡んでいる光景に、石崎コンサの頃の二人が思い出されて、感慨深くなりました。 そして、さらに波紋を広げたのが、白井のハンドの場面。 VTRで見れば、万人がハンドと判定するでしょう。が、笛はならず。 コンサは逃げ切り、勝ち点3を手にしました。 両チームが観せてくれたサッカーは、趣深く味のあるサッカーで、時間が流れるのが速かったです。 結果、コンサが勝ち点3を拾いました。 だけど、なんだか後味がスッキリしませんでした。 人間は万能ではありません。 VARが導入されていない現状では、「これもサッカー」と思うのが、最適解なのでしょう。 後味は、勝ち点3でも決してよくはありません。 が、終わったことは終わったことでしかありません。 今日の試合に関わった全ての人が、進歩するしかありません。 サッカーがずっと楽しいものであるために、外部技術の進歩を積極的に利用すべきかもしれない…そう思わされた一試合になりました。
posted by hagetaka |23:41 | "観方"覚書 | コメント(6) | トラックバック(0)