コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年01月01日

新年のご挨拶&猛妄想準備①

謹賀新年!

不定期更新の拙ブログをご覧いただいている皆様へ、本年も宜しくお願い申し上げます(感謝)
コンサに関わる全ての皆様に、ご多幸を! そういう1年になることを衷心より願っておりますm(_ _)m


以下、自分のために。

本年もペースを乱さずに更新していきたく思う。
"観たら書く"は堅守したい。

予想以上(予想通り?)の沈み(順位的には)で終わった2010。
そして…思いの外キビシイ状況に陥ったストーブリーグ…。
この時期は"妄想"を楽しむ時期なのだが…それすらままならないキビシイ状況だった。

DF陣のほぼ総入れ替え、生え抜きの移籍…。
石崎さんこそ続投になったが、どこまで"戻って"しまうのか…という状況。

1月1日現在での保有選手は↓(※は新加入、▲は出戻り、△は完全)

GK 髙原 寿康、曵地 裕哉、高木 貴弘▲、李 昊乗※
DF 岩沼 俊介、山下 達也※、櫛引 一紀※、日高 拓磨※、チアゴ※
MF 砂川 誠▲、宮澤 裕樹、岡本 賢明、芳賀 博信、古田 寛幸、河合 竜二※、ブルーノ※、高木 純平△
FW 中山 雅史、近藤 祐介、内村 圭宏、横野 純貴、上原 慎也、三上 陽輔※

年内になんとか"形が見える"ところまでこぎ着けたフロントは、頑張ったと言って良いか。
キリノと上里がまだはっきりしない状況(なのかな?)。

個人的に…ここまでの人事のよかった点をまとめると…

①芳賀を保有できたこと。
②日高を獲得したこと。
③純平を完全で獲れたこと。
④砂川との再契約。

と言ったところか。
なんとかサッカーになりそうである(苦笑)
昨季よりは結果として"よい補強"になったと言えなくもない。
とは言っても…昨季は4-4-2をするつもりでFWを厚く補強したが、結果4-2-3-1になったので…。
個人的には、補強したFWが×で2トップにできなかったというふうには思っていない。
スタートダッシュに失敗して、その上怪我人多発…そんな2010。
怪我人多発は100歩譲って"仕方がない"として(このおかげで三上なんかが頭角を現したと言えなくもないので)
スタートダッシュの失敗の要因は…
"4-4-2とWボランチにこだわったこと"だと思っている。
4-4-2はよそのチーム"かぶる"可能性が高い。
なので、変化をつけられないと攻撃面は厳しい。
変化をつけるために中盤の選手の動きが重要になると思っているが、ここが難しい。
4-4-2は、守備時は4×2のブロックを作りやすい(もともとそうなっている陣形なので)
しかし、CMFの"宮澤&上里"は守備のバランスをとった上で、攻撃の変化をつけるには、まだまだ力不足だった。
なのでSHで変化をつけるしかなく、そこに内村を置いた。
内村は確かに一定程度の変化をつけることができた。
しかし、それによって"4×2のブロック形成"が不安定になった。
そうこうしているうちに…致命的なスタートダッシュ失敗に繋がった…という印象。

昨年の今時期に自分が書いた物なんかを読み返して…
"芳賀をCMF配置で軸にする"チーム作りでスタートしなかったことが、2010年最大の失敗だろうと思う。
そういう意味でも"芳賀を放出"せずに済んだことは大きい。
今シーズンこそ、最初から"芳賀を中心"において、チームを成熟させて欲しい。
芳賀をCMFに置くことを前提にすれば…4-4-2も十分に可能と思う。
左SMFに高木を置ければ、攻撃面ではかなり変化をつけることもできそうだし、保有しているFWの顔ぶれを見るに2トップの方が機能しそうである(というか2トップをやるためにもともと集めたFWだし)。
ただ、芳賀自身もかなり消耗し、無理をおして闘う2010シーズンだった。
このオフで、しっかりメンテナンスをしていただきたいと願う。

さて、今期のコンサはどこを目標に闘っていくのだろうか。
個人的には"臥薪嘗胆"をする時期だと思っているのだが、何となく、ここまでに集めた顔ぶれを見ると、"中途半端に昇格を目標"にしそうな気配が濃厚。
石崎さんとしては、3シーズン目であり、表向きは"昇格"を目標に掲げざるを得ないだろうが。
現実的に"どんな目標"でいくのかは、非常に興味深い。
集団を機能させるには、旗として掲げる"現実的目標"は、極めて重要である。
"5カ年計画"がヤンツーさんの時から始まって、階段を登っていたはずだったのが…
三浦さんの時に、選手を大幅入れ替え、やり方も大幅に変えて(最大の功は4×2のブロックを定着させたこと、最大の罪は"思考"の必要性を下げたこと…かな?)…昇格こそ果たすものの、私的には"頓挫"と見ている。
短期留学や"修行J1送り"までした期待の"生え抜き"も"完全"で売却(が濃厚)。
試合に使って伸ばしてきた"生え抜き"も"完全"で売却。
過去数年の状況、今回の選手保有の状況etcから考えると…
監督こそ続投だが、色々な意味で"新しいスタート"を切ることになるのだろう。
1シーズンを通じて、"意味が強く感じられる"ように、関係各位にはご尽力頂きたく願う。

追伸

補強は…財政的な問題もあって、"一区切り"なのかもしれないが、SBがまだ手薄。
砂川同様に藤山も再契約にできないものか…。
藤山のSBは、素人の私にも大変勉強になった。しかもCBもできるユーティリティー性は貴重。
能力的には、年齢のこと高さの面はマイナス要素としても、それを埋めて余りあるだけのものを持っている選手と思う。
キリノと上里を放出でも、藤山と再契約した方がよいように感じるのは、私だけであろうか。

櫛引を見てみたくて、選手権(VS四日市中央高)を観戦。
プレーとしては、ポジショニングと出る引くの判断に優れている印象。
対人プレーにも強い(高校生同士での話に過ぎないけれど)。
そして、解説を聞いてわかったことだが、優れた"キャプテンシー"と"向上心"を持っているようである。
次代の"キャプテン候補"として誰を育てるのかも考えなければならない(チームを引っ張ると公言していた藤田が移籍だし)。
櫛引はその面も含めて、逸材と言っていい存在(かな?)
上手に育成して、"長くコンサでプレーしてもらえる選手"に育てて欲しいと切に願う。

posted by はげお |17:53 | 私的思考≒妄想? | コメント(2) | トラックバック(1)