2010年09月20日
前節よりは…マシ?! 涼しくなったら観たいモノは観られる?
VS 鳥栖(第26節)0-1敗戦…。 昨晩は仕事で更新できず(苦) いや、仕事がなくとも更新できずだったか…(気力の問題で…苦苦) 前節は、内容はともかく逆転勝利。藤田の故障などは気になるが、出番を得た選手がどう活躍するかに期待。 例年にない暑さで、厚別のピッチは最悪に近い状態。果たして"どんなサッカー"を選択するのか。 以下、覚書。 フォーメーションと配置。 近藤 横野 上原 古田 芳賀 宮澤 西嶋 石川 吉弘 藤山 高原 なるほど…という感じの4-4-2。 藤山のSBは…実は結構見たいと思っていた。特に攻守におけるポジショニングを。 現状のコンサには"生粋SB"はいないので、ここは興味深かった。 あとは横野。上原も注目としたいところだが、できればFWで見たかった。 個人的には… 上原と横野の2トップ、左は岡本で見たかった(前節の近藤を考えると…外せないとは思うが)。 スタメン配置で、やろうとしていることは、なんとなくわかった。 芝の状態が良くないので…"パスサッカーをしない"を選択したのだなと。 守備面では、豊田選手封じかと。そのためのCBの選択(最もこれ以外に安定するDFラインが組めなかったとも言えるが)。 果たして… 予測どおりの展開だったと言ってもよいか。 コンサの攻撃は、徹底して縦に送る"意図"があった。 対する鳥栖は難しいピッチにもかかわらず、パスサッカーが捨てられない。 序盤のペースはコンサが握る。 また、この感、一気に秋らしくなった北海道。気温も味方したのだろう。 これまで出場機会に恵まれて来なかった2人の積極性と、この間も良い感じで前に出る守備をしていた古田の連携。 結果として、"前からの守備"がわかりやすい形で復活した。 ピッチの悪さも手伝って、鳥栖の攻撃は大苦戦状態に陥る。豊田選手にいい配給ができない。 こんな状況だったが、前半の決定機は…鳥栖に1回(衛藤選手に)あっただけか。 コンサの攻撃は、"意図"は感じられるものの"一辺倒"に陥り、守る方はやりやすい状態に。 前線の運動量が落ち始めると(決定機を作られたことも影響するか?)、後ろはまた"ブロック形成"に意識が行ってしまったように思う。 気が付けば、前半終了までに、前からの守備は崩壊(最もここは、チームとして狙っていたというよりは、数人の個の積極性と運動量で成り立っていたという印象。芳賀あたりは"前から"を維持するための動きをしていたように思うのだが)。 シュート数も鳥栖が上回り、ペースは鳥栖に行ってしまったと言ってもよいか。 後半、高木が入ってから、攻撃にもアクセントがつけられるようになった。 前半の"一辺倒"よりはマシなのだが、とにかく、シュートが枠に飛ばない。 横野に"オレが!"意識があるのは、初スタメンだったし逆に評価したく思うが、相方の近藤までもが"オレが!"意識だと、前線は難しくなる。 コンサにゴールの匂いは…正直最後まで無し。 スコアレスドロー濃厚な空気になったが…PKを献上。 吉弘を責める気は、個人的には全くなし。 吉弘はゲームを通じて、"豊田選手封じ"に頭も体力も使っていた。 あの瞬間だけ、違う判断でプレーしろという方が難しい。 強いて言えば、あれを回避する可能性があったとすれば…周囲からのコーチングだろうか。 荒れたピッチで、サッカーの狙いを変えたとはいえ、ゴールの匂いがなさすぎた。 前からの守備については、狙いをもってやったのかどうかすら判断しにくい。 ただ"一辺倒"に陥ったとはいえ、サッカーの狙いをチームで体現しようという"意図"が感じられたことは○。 前節、同型のサッカーで力負けして(結果は勝ちだったが)後手後手だったことを思うと、進歩と言ってよいか…。 しかし…コンサは局面ごとで"必要な場所に人数をかけること"が巧くならない。 この辺りが進歩していかないと、"システム"のことを言い続けなければならなくなる(苦) 今回も、後半から3-5-2にした方がよかったのでは?…のような思いが生じてしまう。 "暑さ"が下降線を辿るこの先、どんなサッカーをしていけるか。 昇格争いどころではない状況で、その点だけが、未来への"光明"となりうるのだが…。 力関係も考慮して…柏戦は結果よりも内容に注目したい。 苦言… 西嶋の空振り。私は西嶋をわりと高く評価している。是非、プレーで明確に取り返して欲しい。 ベンチワーク。上里の投入時間は…遅すぎる。時間を減らすための采配か?とは言い過ぎと思うが、ホームでは積極的に動いて欲しい。
posted by はげお |19:42 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)