2010年08月07日
ケガの功名?!って感じる自分がいたりする(苦笑)
引き続き…。 "オホーツク圏コンサポリサーチ" ご協力、宜しくお願いいたします。 VS 北九州(第21節)2-0…ホームで連敗脱出! 連敗脱出が急務な今節。内容よりも結果。 厚別でのホームゲーム、相手は最下位北九州。 連敗脱出は"急務"であり"義務"である…そんな一戦。 DFラインは元に戻るものの、キリノはケガ、近藤は累積で出場できず…。 攻撃陣がどうなるかは注目だが、それを割り引いても勝ち点3を取らなければならない一戦であることに変わりはなかった。 以下、覚書。 フォーメーションと配置。 内村 高木 岡本 古田 芳賀 宮澤 西嶋 石川 藤山 藤田 高原 前後半通じて、今節、最も感じることができたのは…守備での"チャレンジ復活"。 相手が最下位北九州ということもあり、力関係もあるだろうが、ここが最も大きいポイントと思う。 この間、実況で言われているほど"前からの守備"が機能的だったとは感じられなかった。 "攻守の切り替え"の意識は、変わっていないように思う。 ただ、今までは… 『攻→カバーやブロック形成のための守』という傾向が強かったのに対し、今節は『攻→チャレンジ守備』という切り替えができていた(と思う)。 これは、中断開けの千葉戦で、スコア上"快勝"できたことも影響していたかもしれない。 前半、北九州にエネルギーがあるうちは、押し込まれる場面もあった。 が、基本的に"前から"の姿勢を失わなかったことで、"力関係"が浮き彫りになる形に持ち込むことができた。 連敗脱出には"心底拍手を!"だが、印象としては"ケガの功名"的勝利…という感じ。 キリノ、近藤が不在ということで、内村が本来の位置に戻った。高木もベストポジションへ。 前節の上里のケガがあって、スタートから芳賀&宮澤のボランチ。 宮澤のポジション適正としては、トップ下>ボランチという気がしている。 が、組み合わせのバランスとしては、芳賀&宮澤>芳賀&上里だと現時点では思う。 トップ下に入った岡本は、千葉戦同様の"ゴールを獲る意識"を持ち続けてプレーしていた。 そしてあの先制点をGET。 つまり、ケガの功名①は、配置の最適化。 次に、キリノ、近藤がいないので、"アバウト"なロングボールでは攻撃できない状況にあったこと。 結果、ポゼッションからのビルドアップに、細かいポジション修正が必要な状況にあった。 内村のボールを"呼び出す動き"は及第点。 そして、高木、岡本、古田(芳賀&宮澤、藤田まで含めてもよいか)の動きの質もよかった。 いい意味での流動性があったし、サイドでの優位も保ち続けることができた。 何より感じてしまったのは… 内村のパス能力>キリノ、近藤のパス能力…ということ。 前の方のパス能力が結果的に↑↑↑になったことで、高木の2点目のような、素晴らしいゴールを得ることができた。 内村自身はシュートが枠に飛ばず(苦)、前節と同様な"嫌な空気"も正直あったが、"1トップのFWとしての働き"という点では、評価できると思う。 キリノ、近藤が戻った時に、監督がどういう判断をしてくるかは…"楽しみ(?)"に見守りたい。 これがケガの功名②。 最後は、前半スコアが動かなかったこと。 今期のコンサは前半にスコアが動く(先制してもされても)と、不安定というか"受け身"になってしまう傾向があった(と思う)。 ゲームの環境(気温、湿度)は楽なモノではなかったが、後半は強い雨もあり、これもどちらかと言えばコンサに味方したと思う。 後半早めの時間から、北九州は積極的に交代を行ってきた。 が、得点差もあろうが、後半の北九州には"強いエネルギー"は感じられなかった。 北九州のエネルギーを奪ったのは、今節示すことができた"前から"の姿勢(と思う)。 その分だけ"主導権"を握り続けられた結果とも言えるかもしれない。 今節のサッカーを今後も継続できるだろうか…。 "最下位"が相手だからできた…ということではお話にならない。 "主導権"を握るには、相手に"脅威"を与えなければならない。 相手に"脅威"を与えるには、"リスクを負った攻撃"を効果的に行うか、攻守において"前へ"という推進力を失わない必要があると、個人的には思っている。 上を追うには"連勝"が必要。 "連勝"には"いいサッカー"を継続する必要がある。 が、"できたこと"を"継続する"というのは簡単ではない。 次節はアウェーで緑戦。 まだまだキビシイ"夏場戦"が続くが、連勝に期待したい。
posted by はげお |17:54 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(0)