2010年06月13日
中断期間は"どんな時間"になるのだろう…
VS 愛媛(第17節)2-2(-_-;;;) W杯南アフリカ大会が始まった。 自分の中ではイマイチ盛り上がっていないのだが、世間的にはどうなのだろうか…。 そのW杯のため、今節後、一時中断期間となる。 コンサのチーム状況は…苦しい。 負けていない、が、勝てていない。 "体現できているサッカー"自体が不安定。 さらに藤田の故障で…(上里こそ復帰だが)苦しさは増している。 スタメンはともかくフォーメーションはどうするのか?という問題がまたしても浮上。 チーム状態がよくないので、フォーメーションが"猫の目変わり"する状況は避けたいわけであるが…。 石崎監督はどう出てくるのか… 注目せざるを得ない状況で迎えた、今節、函館でのホームゲーム。 以下、覚書。 フォーメーションと配置。 キリ 近藤 古田 内村 芳賀 上里 宮澤 西嶋 石川 藤山 高原 3-5-2…。 私自身は3-5-2自体に反対なわけではない。 が、どのフォーメーションであっても、"芳賀がアンカー"ということが崩れていないのが前提。 "一般的な3-5-2"のWBに求められる仕事を、及第点でこなせる選手は…いないかもしれない。 だが、そこに芳賀を持っていって"本末転倒"にはならないだろうか…というのがスタメン発表時点での率直な感想。 "3-5-2"で行くなら"一般的な3-5-2"のイメージから離れたことをすべき。 "一般的なWB"の仕事を求めるのではない、違うことを目指すサッカーをすべき。 スタメンに不満はなかったが、自分なら…3-5-2なら↓のように配置したと思う。 キリ 近藤 内村 宮澤 古田 上里 芳賀 西嶋 石川 藤山 高原 前半…の前半の出来は悪くなかった。WBが高い位置をとれていたので。 だが、先取点を取られて、後手後手になっていった感は否めない。 コンサの場合、先制しても先取点を取られても、リズムを崩す傾向が見られる。 得点に動き無く前半を終えることができれば…"現状"では一番良いのかもしれない。 終了間際に、内村(西嶋のゴールのような気がするが)の同点弾。 "泥臭いゴール"だったが、内村自身の古巣への思いが十分に感じられたゴールだった。 後半…開始早々に"古巣への思いゴール"のお返しを食らう。 石井のゴール。見事なゴールだった(今シーズン初ゴール、おめでとう)。 そして、石井の"動き出しのよさ"は、試合を通じてよいものがあった。 今のコンサに足りないのが、この"動きだし"ではないか? (石井を)出さない方がよかったのでは?…と正直思ってしまった(苦笑) 石井のゴールは素晴らしかったが、それ以上に、後半開始早々のコンサに"???"だった。 ハーフタイムで何が整理されていたのだろうか。 後半開始時に、近藤out→砂川inで4-4-2に。 宮澤 キリ 砂川 内村 上里 芳賀 古田 石川 藤山 西嶋 高原 失点後、古田out→吉弘in。 宮澤 キリ 砂川 内村 上里 芳賀 藤山 石川 吉弘 西嶋 高原 この時点で思った(というか思わされてしまった)ことが4つ。 ①ここで吉弘を入れて4-4-2にするなら、試合の最初からそうすべきだったのでは? ②せめて、後半の頭からこうするべきではなかったか(古田の左SBをどうしても試したかったというなら話は違うが…)? ③西嶋と藤山は逆の方がよいのでは? ④宮澤とキリノが縦関係(4-2-3-1)の方がよいのでは? 何故、こんなことを思わされてしまったのか…それは、今シーズンの各試合の中で積み上げてきたであろう"継続性"が"ぶっ飛んでいる"からである。 そして、最初の選手交代が正直"無意味に"感じられてしまった。 後半開始時に、近藤out→吉弘inで… キリ 内村 宮澤 古田 上里 芳賀 西嶋 石川 吉弘 藤山 高原 でよかったのでは?(というかこちらの方が"継続性"が感じられる) 結果論であることは百も承知で綴るが、 後半早々の近藤out→砂川inという交代のせいで(近藤や砂川が悪いといっているわけではない)、試合終盤の貴重な交代枠が失われてしまい、結果、疲労の色が濃かったキリノ、内村(宮澤out→岡本inで最後はこの2人の2トップだった)に交代を送ることができなくなってしまった。 個人的には試合前の部分を含めた"ベンチワーク"に、正直"?????"が残った試合だった。 内村の同点弾2号は、石井のゴール同様、素晴らしいゴールだった。 私が"見る"人間なら、石井のゴールも見られたし、負けなかったし、計4ゴールが生まれたし…まあまあか。と思って終わる。 しかし、私は"観る"を、"その精度を高めたい!"と考えて"観ている"人間。 複雑である…W杯は"見る"にしているので、ある意味楽だ(笑) 石崎監督への思い、 サポーターの皆様の中には、賛否があり、辛辣なご意見をお持ちの方もいることを承知しているが、個人的には、石崎監督で継続すべきと考えている。 だからこそ、今回の"ベンチワーク"が"勝ち点3"を得ることを目指した、"最高の仕事だったか?"ということを敢えて問いたい。 中断期間は、各チームに平等。 そこでの準備の"内容"が、"質"が、"効果"が、問われることになる。 中断明けに体現される(もっともすぐに効果が現われない要素も、サッカーなので多々あるとは思うが)モノは何か…。 W杯を"見"ながら、そんなことを楽しみに(期待しながら)、中断期間を過ごそうと思う。 "現状"では…"負けない"ことをある程度評価したいと個人的には思っている。 が、それは"勝たなくていい"ということでは決してない。 "現状"はその時その時で変わる。が、"勝ちを目指す"意識や姿勢は変わってはならない(プロなのだから)と思う。 中断明けの"現状"が少しでも良い状態であるよう、特に故障者の回復については、心から強く願っている!
posted by はげお |20:02 | "観方"覚書 | コメント(5) | トラックバック(1)