2010年01月19日
"(猛)妄想"②を楽しむ!の追記(蛇足?)
昨日の"お馬鹿記事"に、コメントをいただいてしまった…。 大変、恐縮である。 そして、"(猛)妄想"3-5-2について、もう少し深めてみようと思った次第である(含笑) >私は"3-5-2"が最適と思う。 と書きながら、あまりにも説明が少ない(苦笑) これでは、コメントをいただいたフラッ太さんに失礼だし、自分がどんな思考(妄想)をしてそこに辿り着いたのかを、後で読みかえした時に正確に把握できない(後で"お馬鹿"っぷりを楽しめない)。 ということで、なぜ"3-5-2"なのか。 フラッ太さんにいただいたコメントの中に、共通の発想があった。 >・FWは2トップ >・SHを両サイドに置く、CHを2枚は置きたい >・でも、今までのようにトップ下に近いところにも置きたい なぜ、このようにしたいのかというと、再三、拙ブログに綴っているが、来季を妄想したとき、"高い位置でのチャレンジが機能する姿がイメージし難いから"に他ならない。 率直に言ってしまえば、"それなら、前(中盤より高い位置)の人数を増やしてみたら…"である。 ダニが抜け"チャレンジの象徴"は不在になった。 だが、"チャレンジ&カバー"は成熟を図るべきと思う。 ただ…低い位置で"チャレンジ守備"を多数行うことは避けたい(それはある意味リスキーなだけだから)。 高めの位置で"チャレンジ守備"ができ、攻撃につなげられることが"チャレンジ&カバー"の利点の一つと思っている。 高めの位置で"チャレンジ守備"をするためには何が必要か。 ①DFラインの安定(前の選手の心理面に多々影響) ②運動量と判断(まあ、当然のことか) ③相手のロングボールへの的確な対処(どうもロングボールの対処が不安で…) ①については、石川、吉弘、西嶋のDFラインに、アンカー芳賀で、昨季の4バックよりは確実に安定しそうに思う。 そして、石川、西嶋がSBとCBをこなせることが大きい(藤山もそう)。 アンカーに芳賀をおけば、実質、"試合の流れ"に合わせて"4バック"を急造することもわりと容易なのでは…と。 また、昨季のコンサは"2バック気味"でビルドアップしていく様子も見られた。 結果、両CBの中央が空き、ボールの失い方が悪いと即危険になる。 3バックなら、中央の1枚(私の妄想上は吉弘)がいるため、その危険は回避しやすい(ただ、石川、西嶋の判断が悪いと、ビルドアップを通じて1バックになる可能性はあるが)。 ②は…パス(-_-;) 選手に磨いてもらうしかない。 ③の部分、鍵のひとつは"オフサイド"と思う。 昨季は効果的にオフサイドを取れていなかったのではないだろうか。 DFラインを高くできれば、前の選手は積極的な守備がしやすい(と思う)。 が、ロングボールの対処に不安があれば、DFラインは下がりたくなってしまう。 "オフサイドトラップ"の判断が適切にできれば、前にも出られるのではないか。 それには、"咄嗟のコミュニケーション"や"ポジショニングの判断"は必要。 私の(猛)妄想布陣で趙が登場しない理由の一つがそこにある。ブルーノを切ったときに、"純国産DFライン"を作るって言ったべさ…その思想はどこに行ったの?という思いもあったり(苦笑) また、前々回の記事にコメントを下さったwhiteowlさんが、趙について >ただ、ソンファンの問題は、1対1はコンサの中では比較的強いですけど、韓国式にマンツー気味に人に付いて守りすぎることだと思うんですよね。 と述べられている。私も同感。 であれば、趙はもっとその長所を活かした使われ方をした方がよいように思う。 ①で書いたような、"芳賀が下がって急造4バック"では対処しきれない状況になった時に途中投入するとか…。 石川、吉弘、西嶋は、"1対1"に抜群に強いわけではない(と思う)。 が、"カバーの意識"や"ポジショニング"の能力は高いと思う。この3人を並べるあたりが、"トルシエっぽい"と前回記事に書いた理由か…。わかりにくくなってきた(眠いから)ので、まとめることにしよう。 結局、"システム"はゲームにおいては"はじまりの型"であり、流れのよくない時などに"立ち返るための型"にすぎない(と思う)。 流動するのが当たり前なのだから、であれば、"戦術の再現性を高められる"、"所属選手の長所を活かしやすい"の2点が、システムを決める上で重要な要素ではないだろうか。 今のところ、4-4-2よりは3-5-2の方が、上記2点について"機能しやすい"ように感じている。 3バックはどうしてもサイドのスペースが不安になる。 ただ、今季のコンサなら(もちろんJ2限定での話とは思っているが)、石川、西嶋、芳賀の長所で、そのデメリットは十分に埋めることができるように思う。
posted by はげお |23:41 | 私的思考≒妄想? | コメント(2) | トラックバック(1)