2009年08月16日
本職守備的MF
VS FC岐阜(34節)0-2勝利 今シーズン2度目の3連勝。しかし苦戦。追加点を取って勝ちきったのは大きい。 緑戦同様(藤田累積で砂川)の4-1-4-1。と紹介されたが、ほぼ4-4-2だったように思う。 前半10分までは完璧といえる内容。 ダニが守備専じゃないことも証明されて満足。 先制後、苦戦の時間が続く。 なぜ苦戦したのかを考えてみると…。 ①サイドの攻防で負け気味だった。 ②布陣の間延び。 ①については、岐阜の狙い通りだったのかな…。 ダニのプレーエリアの高さでは、ほぼサイドから攻撃された。 宮澤が自陣の深い場所でサイドに引っ張られた場面も多々。 緑戦は、緑が急造3-5-2で、5バックの要素ももったサッカーをしてくれてサイドにコンサの優位があったこと、FW大黒に高さが無いことやその特性に合わせて、中央からの攻撃をしてくれた。 結果、ダニのプレーエリアに多々ボールが侵入したため、ダニの獅子奮迅的な活躍につながった。今回のゲームのようにやられると、ダニは目立たなくなって(守備面で)当然といえば当然。 上里がサイドチェンジを数多く試みたが、それでもサイドが起点になりきらなかった。サイドは同数だったし1対1で負けていたとは思わない。岐阜の中盤真ん中の選手のポジショニングがコンサのそれより勝ったということか。 ②について。先制して「守りたい意識」もあったと思うが、間延びの直接的原因とは言えなそう。結局、サイドからの攻撃がうまくいかないために、ポゼッションができなかったことが主因のように思う。ボールのおさまりどころがなく、長めのボールが多くなる。また、相手DFにもプレスをよくかけたため、ロングフィードも多く受けた。結果として布陣が間延びする。間延びしたところに、岐阜のプレスもよかった。選手間の距離を縮められないから、ポゼッションがさらに難しくなる、悪循環にはまったように思う。 選手交代に鍵があったように思う。 今回の鍵は、芳賀。 芳賀のポジショニングにより、サイドの攻防を盛り返した部分がある。 そして、サイドからも厳しくなった岐阜は、結果として中も使わざるを得ず、そうすると中にはダニが手ぐすね引いて待っているわけで。 ダニのボール奪取の長所を生かすには、状況が必要である。 ダニのプレーエリア内に、相手のパスが侵入することである。 芳賀が投入された後は、そんな場面も生まれた。結果、ダニの守備は生き、そこからチャンスも作れていたように思う。 また、芳賀投入後は、ダニも多くはないが、サイドまでプレーエリアを広げていたように思う。 古田と砂川がポジションチェンジしていた時間帯に、カウンターから砂川が追加点。砂川の経験値、冷静さが妙に頼もしかった瞬間だった。 苦戦だったが、集中し続けて完封したDF陣はよかった。 次節、趙が戻ってきて、どうするのか、また興味深いところ。 攻撃については、藤田が戻ってくる。 古田の代表の活動についてよく調べていないが、次節は右サイドに藤田が戻るか…。 サイド攻撃がうまくいかなかったから当然かもしれないが、コーナーキックがとれないゲームだった。そして、藤田がよくコーナーキックをとっていたことを改めて実感した。まあ、今シーズンはコーナーからはあまり点をとれていないコンサだが、それでも敵陣深くに侵入し、マイボールでプレーを切れる効果は大きい。 いろいろあった第2クールは3連勝で終えた。 次節、今度こそ「よいスタート」を切りたいものである。 4連勝、5連勝と…。 追伸 今回のゲームを観ていて、第3クールでの仙台戦が楽しみになった。 多分、今日のサッカーをしていたら、仙台と最も相性が悪い。 コンサのサッカーがどう進化していくか…楽しめる第3クールになりますように(願!)
posted by はげお |23:24 | "観方"覚書 | コメント(4) | トラックバック(0)