2019年04月08日
我慢枠。
>失点シーンでブチ抜かれた菅を叩くか、松本のスピードを軽視したミシャを叩くかは…自由だーっ! んー、まあ何だろうねぇ。もしかしたら去年のFC東京戦のような熱量があればあるいは同点に追いつけたのかなと思う一方で、前半の出来があまりにも悪くてとてもテンションを上げる気になれなかったってのもあるんだろうなあとも思ったり。15000人割れってのはサポ以外の周りになかなかその熱量が届いていない、伝わっていないのかなとも思ったり。 で、lovelessさんのコメントの荒野への評価が 「荒野が悪いのは、ボールを奪ったあと、ちょっと慌てすぎるところかな。 宮澤みたいにボールを受けたあと一呼吸置ければさらにレベルアップすると思う。 (まあ、そんなことできる選手は滅多にいないので宮澤が貴重なわけですが)」 大分戦での荒野は奪うorセカンドボールを拾う、回収するところまではいいんだけど そこからのつなぎができずに再び相手ボールになって 「何やってんだよ!」とイライラさせられっぱなしというのが大方の評価だと思う。 …これって石崎コンサの時の宮澤とカブるよなあ、と。 宮澤は石崎コンサの時にボランチにコンバートされた。で、その時の宮澤もせっかくのマイボールをパスが味方につなげられずに「また宮澤か!」と叩かれていた印象がある。奪った(回収した)後、味方を探す→パスを出すというのをなるべく短く、奪えると判断したらダイレクトに味方につなぐというのが求められるのでなかなか難易度は高い。 3月16日のNHKの土曜プラスで宮澤のスゴさを清水戦の4点目を例に挙げてソダンが解説していたが、荒野が求められているのはそうしたレベル。実際、荒野もダイレクトプレーを意識している節はあったが荒野の場合は動いて奪った上でだからある意味宮澤よりも難易度が高いかもしれない。 菅もだけど、ミシャコンサになってから荒野の出場機会は格段に増えた。この2人に関してはミシャはホントに我慢強く使い続けていると思っている。菅の場合は高さがないので放り込まれたときにポイントにされやすいといったネガを承知の上で長所、ストロングポイントを活かすという“我慢枠”の選手だと思っている。 荒野は奪えるところまではできているから「もうひと越え!」なんだと思う。サポとしても荒野が全く使えないとは思っていまい。奪った後のプレーの質で上手くいったり行かなかったりだからそれがある意味今年のミシャコンサを測るバロメーターになっているのかなとも思う。石さんも宮澤を我慢強く使い続けたし、ミシャもたぶんこの2人はケガや出場停止でもない限りは我慢枠で使い続けると思う。 それでも白井や中野には菅におもいっきり噛みついてほしいんだよなあ…。
posted by フラッ太 |20:20 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)
2019年04月06日
満貫縛り。
>それでも菅を諦めないのかな…。馬力はあるし。 ホーム大分戦は1-2の負け。 結果はともかくとして、失点の仕方がいただけない。 特にいきなりの失点は「大分ナメてんのか?」と言いたくなるほどの試合への入りの緩さが招いたもの。裏1発放り込まれて菅は千切られ、福森は1発で振り切られる。逆サイドに振られて対処が間に合わず…って本来こっちがやりたかったことじゃん。この方のプレビューの通りになったのにはマジ驚いたわ…。 正直、前半は傍目から見てもJ1の試合とは思えないほどの凡戦。埼スタならブーイング必至だったろう。中野のスタメンもそうしなければならない理由がなかなか見えてこなかったし、チャナには厳しいマークがついて「そこに入ってもその先が…」とポジる要素が見つからずといった具合。後半頭からルーカスが入って多少観られるようになったとはいえ、アンロペは持ちすぎでシンプルに裏に出せばいいのに…とか、自分勝手にシュート撃ちすぎとか、フラストレーションが溜まる試合展開。 たまたま今日は休みで、録画していた極雀deポンを観てからの試合観戦だったわけだが、何というかミシャのサッカーって面前至上主義な麻雀、それも満貫に仕上げるのが基本で鳴き麻雀は邪道、それもノミ手で上がるなんてもってのほかみたいな感じに思えたんだよね。麻雀知らない人にはなんのこっちゃな話だけど(汗)。 それでも、そのスタイルて1つ上がりを取れたことは大きいかな、と。地上戦にこだわってルーカスからチャナ→アンロペ→中野はダイレクトできれいに崩してのものだった。メンタンピン1発ツモくらいの破壊力と周囲をうならせる程のものはあったんじゃないかなあ。 「最終形への道筋をどう作るか?」という考え方においては麻雀と共通するところは大いにあると思っている。その最終形そのものがどうかとか、受け入れの広さや容易さをどう増やしていくかはまた別の話になるんだけどね。今日の試合、チャナやアンロペに縦パスは入るんだけど、そこから先が上手くいかない。麻雀だと一向聴止まり、ケチャドバの前にフタが固くて開けられないって感じかなあ。 (今までの勝ち方が派手だったぶんだけ)研究されてピッチを広く使わせてくれないという課題も加わって思い通りに手が伸びていかない。武蔵にはまだ安心して預けられるほどのポストワークができていないし、荒野はいいのか悪いのかわからない、宮澤には“闘将成分”が足りない。そんなもどかしさもある。 これもまたミシャサッカーであり、伸びていく過程にあるってことなんだろう。 結果はオウンゴールだけど思った形で1点返せたことをポジティブにとらえたい。 …だけど、自分の都合だけじゃ勝てないってのもまた事実なんだよなあ。
posted by フラッ太 |17:20 | 試合後の印象 | コメント(5) | トラックバック(0)
2019年04月06日
ヘボ麻雀。
>ミシャは穴は塞がない… 大分戦を地上波でオンタイム視聴中。 実にショボい2失点。しかも両方とも左サイドを破られてのもの。 やたらと手作りに凝っていたらミエミエの役牌ノミ手であっさり上がられた。 麻雀ならそんな感じ。いや、それがミシャ式の志向ではあるんだけどね。 にしてもさあ、絞るところ、抑えるところってもんがあるでしょ? だから必死にスライディングに行った宮澤を責める気にはなれない。 戦術厨的な視点から言えば 左サイドに放り込まれたときに宮澤が出ていかざるを得ないのはつらいな、といった感じ。 単純にスピード勝負で負けているし 「ポゼッション?何それ?美味しいの?」でシンプルにゴール前まで運ばれている。 2点のビハインドは相当に重い。手作りするだけではこじ開けられない。 それでも手作りにこだわっていくだろうし、サブのメンツ的にそうせざるを得ないかな。
posted by フラッ太 |14:05 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)