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2010年12月11日

ノブリン続投決定!・・・で?

 赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。
 黒:呼ばれて飛び出て~ジャジャジャジャーン。
 赤:アラフォー世代にしかわからないボケは相変わらずですね。しかし久しぶりの登場です。
 黒:もっと出番よこせ!
 赤:まあまあ・・・、今年はFW補強をしたにもかかわらず期待を大きく裏切る13位。
   古田など若手のブレイクも期待したんですが・・・。
 黒:ブレイクはしまくりだったろう。
   古田は右膝、岩沼は両足、岡本は右膝骨挫傷、ミヤザーは左足の疲労骨折・・・
 赤:そっちのブレイクじゃなくて!
 黒:キリノはブラジルに帰っちまうし、近藤は半月板の手術でまさに大ブレイクの年。
 赤:よしなさいよ。
 黒:征也も途中離脱したし、トドメは高原がアキレス腱で全治6ヶ月。
   まともにフルシーズン働けたのって芳賀くらいじゃないか?
 赤:芳賀も無理してたみたいですけどね。
 黒:こういうチームを率いるのはホント骨が折れるよなぁ。

 赤:つ でも、来季に向けてHFCはノブリン続投の決断をしたようですね。
→○コンサドーレ札幌 石崎 信弘 監督 契約更新のお知らせ
 黒:みたいだな。
 赤:あれ?意外ですね。てっきり「選手だけじゃなく、チームまるごと壊す気か!」とか
   言うと思ったんですけど。
 黒:何でよ?「ノブリンを辞めさせろ!」なんて言ったことはないぞ?
 赤:もっと意外!でもまあ、これで一安心です。
 黒:つーか、続投は至って順当だと思うが。
 赤:・・・何か悪いモノ食べたんじゃないですか?最終戦で「頑張ってください」なんて
   妙に他人行儀なこと言うから今年限りなのかなと。
 黒:コメントが他人行儀なのは今に始まったことじゃないだろ。試合後の時はいつも
   「ミスが多い」の一言で片付けちゃうんだから。
 赤:そう冷静だと却ってやりにくいんですけど・・・、でもノブリン相当悩んだみたいですね。
 黒:そりゃそうだろう。昇格争いをするって公言しといてかすりもしないんじゃ
   結果責任が問われて当然。
 赤:最終戦のゲームの内容を見て決断しました、とも言ってますからね。
 黒:ラスト3戦を勝ててなかったらさすがに強化部側も退任を考えたと思うぞ。
 赤:結果を出せたからノブリンのクビもつながった、と。
 黒:うんにゃ、強化部はハナっから続投させるつもりだったろうよ。
 赤:は?
 黒:・・・むしろ、よほどのことがない限り3年くらいは任せるつもりだった。
   1年契約は形式的なもので、後任ははじめから探す気がなかったと考えれば
   全ての辻褄が合うんです。
 赤:別に杉下右京のモノマネをしなくても。
 黒:ノブリンから後任にスイッチするつもりならばタイミングはいくらでもあった。
   W杯の中断時は無理でも、前半戦で事実上昇格争いから脱落していたんですから
   昇格が消えた試合後に交代することもできた。最終戦の前に退任だけ正式発表して、
   後任はそれとなく道新にリークする。本気で後任を探していたならば
   これくらいの動きがあってしかるべきです。ところが・・・
 赤:発表があったのは続投の打診。
 黒:状況証拠としては十分じゃありませんか?
 赤:でも、1年契約なら・・・
 黒:複数年契約をして、もし契約期間中に成績が落ち込んで途中解任に追い込まれれば
   ノブリンに違約金を払う必要が生じる。貧乏所帯であることを考えれば
   そんなリスクは回避したいし、ノブリンとしても複数年縛られるのは
   心理的にも肉体的にも大いにプレッシャーがかかる。1年契約であれば
   別れる時はお互いキレイに別れやすい。どちらにとってもメリットのある
   折衷案と言えるでしょう。
 赤:サポーターにもブレずにチーム作りをすべきだという声がありますからね。
   ヤンツーからみうみうの5年間で監督や戦術をコロコロ代えるのは抵抗感があるし。
 黒:ところが強化部にとってはこれほど成績が低迷したのは誤算だった。
   昇格争いをするはずが13位。ケガ人が多く出たというのも続投の理由としては
   やや弱い。「クビ切れ!」とか「いやいや、さすがに退任でしょ」という声も
   出始めてきた。強化部はさぞ困ったでしょうねぇ。
 赤:(すっかりノリノリだなあ・・・)
 黒:・・・とまあ、推理ごっこはこれくらいにしてだ。徳島戦からの3試合で
  どうにか内容も結果も出せた。最終戦のゲームの内容を見て・・・ってのは本音だろう。
 赤:でしょうね。
 黒:でも、ここまで成績が低迷すれば退任にせよ続投にせよ地獄だぜ。
   AV5本借りてエロい奴と思われるか、プリ○ュアのDVD20枚借りて
   キモい奴と思われるか。究極の選択だな。
 赤:(喩えが妙にリアルだなあ・・・)で、プリ○ュアで誰が一番好きなんですか?
 黒:そりゃお前、キュア・・・って何言わせるんだコラ!
 赤:(ちっ、引っかからなかったか)で、また1年契約ですね。
   まさか、これもフェイクとか?  
 黒:腹をくくる、腰を据えるってんなら複数年もアリっちゃアリだが周りが納得しないだろ。
   「結果出せない監督を複数年なんてアホすぎる!」とかさ。複数年契約だったら
   ノブリンにおんぶにだっこの状態がさらに加速しそうだし、馴れ合いを
   防ぐためにも今度こそ正真正銘1年契約だと思う。つーか、これで最初の大仕事は
   終了ってことだな。
 赤:契約更新しただけで仕事したとか。監督ってのは気楽な稼業ですね。
 黒:二日酔いでも寝ぼけていても・・・ってさらに古いじゃねーか。仕事とはいえ
   勝てない時にゃ罵声の嵐に耐え、批判の矢面に立たにゃならん。つくづく
   監督ってのは割に合わない商売だよ。条件がさらに悪くなるのにそれでも
   コンサを率いてくれるんだから選手たちもちったぁ意気に感じてくれにゃ困るぜ。
   もっとも、選手個人にはプロ選手としてのありかたや意識を厳しく言っていきたいって
   さっそくクギ刺してんだから呑気にアイスクリーム食ってる場合じゃない。

 赤:ピンポイントすぎますよ。・・・となると、あとは補強ですか。
 黒:それなんだけどよ、無理に補強はしない方がいいんじゃないか?
 赤:な、何言い出すかなあ。アンタ、絶対ヘンなモノ食ったでしょ?
   DF欠けまくりなんですよ?補強しなきゃまともに戦うことすらできないですよ!
   そりゃ、予算にかなり縛りはつくでしょうけど・・・。
 黒:そういう意味じゃねぇよ。現に蔵川にオファー出してるみたいだから
   補強は既に動いているだろ。お前、話聞いてなかったのかよ?
 赤:だって補強するな、とか言うから・・・
 黒:オレが言いたいのは先を見据えた補強をしろってことだよ。
   選手以外にも補強すべきところはあるだろ?
 赤:フィジコとか医療スタッフとか?
 黒:それも大事だけど、一番大事なのは“ノブリンの後”を考えとけってことだよ。
   現実問題として来年昇格できるかといえば今年以上に難しいし、
   昇格争いに加われるかさえ可能性はそう高くないと言わざるを得ない。
 赤:石川も純平も本決まりじゃないですし、外国人が当たりクジでやっと、って
   感じですからねぇ・・・。
 黒:ってことは、だ。ノブリンの後をいかにスムーズに引き継ぐかが重要になってくる。
 赤:蔵川はノブリンと選手のつなぎ役になれるでしょう?
 黒:蔵川はあくまで選手だろ。そうじゃなくて、オレが言いたいのは
   ノブリンの“副官”や腹心、分身となれる人物をピックアップしとけってことだ。 
   ノブリンがコーチを置くのを良しとするかはわからんが、
   リスクマネージメントからしてもポスト・ノブリンを探しておくのは当然の措置だろ。
 赤:でも、あからさまにやるのはノブリンの気分を害しませんか?
 黒:そこんところは強化部側も空気読んでやってほしいけど、
   この期に及んで後釜探しをやらないってのは強化部の存在意義が問われるぞ。
   まあ、ノブリンだけじゃなく全員が1年の執行猶予状態みたいなもんだな。
 赤:でも、決算が赤字になりそうなんですよねぇ・・・。
 黒:そりゃ仕方ないよ。
 赤:見積もりが甘かったからですか?
 黒:サッカークラブだけに予算には足が出る。
 赤:そんなオチですか!


 ・・・長々書いたわりにはギャグ成分が少ないなあ。
 まあ、成績が成績だけに少しくらいは辛口になってもいいでしょ。

posted by フラッ太 |16:14 | ネタの殿堂 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年12月11日

息抜きに小ネタ一発。

 なかなか思うように総括がまとまらないので気分転換に小ネタを。

 征也が1000万円とか年俸交渉の話題が紙面に載るようになってきた。征也は減俸でも文句言えないような気もするが。芳賀や高原の数字を見るとホントお金ないんだなあと思わされる。せめてこの2人はもう少し年俸アップしようよ、今年の功労者だよ?

 そこで、今年のコンサの年俸交渉とかけまして、童話アリとキリギリスのキリギリスととく。
 そのココロは、厳冬更改(後悔)でしょう。

 思いつきなのでキレはイマイチかな・・・(汗)。

posted by フラッ太 |13:32 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年12月10日

ニトリ様に感謝。

 昨日は佑ちゃんフィーバーがこれでもかと道内はおろか日本国中を席巻した。コンササポが「騒ぎすぎだろ・・・」と言ってしまうと「僻み根性しかないヤツの言うことは女々しいねぇ」と切り返されそうでなかなか言いにくいんだけど。

 映像などで確認してはいないんだけど、ニトリ様がどうやらファイターズに“乗り換える”ようで。
 そりゃまあ、悔しい気持ちがないと言えば嘘になる。だからといって、ニトリ様に恨み言をぶつけるのは筋違いだってことくらいコンササポはわかっていることだろう。

 ニトリにとって、コンサドーレには“お、ねだん以上”の価値を見いだせなかった。
 ファイターズの方がコンサドーレよりも広告媒体としての価値がある。

 それが現実。「でも、ああもあっさりとだとねぇ・・・」と
 簡単には割り切れない、やりきれないってのがコンササポの偽らざる心境だと思う。

 悔しさも哀しさも真正面から受けとめなきゃいけない。
 というか、コンサドーレというクラブチームはもちろんのこと、コンササポだって形は違えどそうした思いはずっと味わわされてきたし、そうした思いをずっと抱え続けながらもコンサを支えている。だから周りに変わり者だとか物好きだとか陰口叩かれながらも、スタジアムに足を運んでいるんだと思う。

 これ以上書くとそれこそ恨み言になってしまうのでやめるけど、サポとしちゃ「大丈夫、オレたちが支えていればまた復活できるさ!」と開き直れるが経営陣はそれじゃ困るわけで、失うスポンサーマネーとそれによるダメージを最小限に食い止めるべく知恵を絞って汗を流してほしい。

posted by フラッ太 |14:09 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)

2010年12月09日

10コンサを振り返る②。

 2回目は今年の新戦力の評価。
 例によって独断と偏見に基づく5点満点の評価で中途半端な点数はつけない。

 ①内村:3点
 2点でもいいかなと思ったけど、終盤は孤軍奮闘だったことを考えるとこのあたりが妥当か。
 来年は主力FWになる可能性が高いので2ケタ得点が義務。

 ②近藤:1点
 あえて厳しく。編成ミスの被害者になった面はあるが、中断明けからは途中出場で即戦力として働けなかった。ケガによる離脱が多かったのもマイナス。ケガをしっかり治して来季は奮起を期待したい。

 ③ゴン:2点
 正直、評価が難しい(汗)。中断明けからはサブに入ってはいたものの出場はなし。
 スーパーサブ的な役割になりそうだが、どこまで活躍してくれるのか・・・。

 ④李漢宰:1点
 退団が決まった後でこういう評価はちとズルい気もするが・・・。近藤同様に編成ミスの被害者か。
 ただ、ケガがなかったとしても出場機会があったかどうかは微妙。来季どこかで会えることを望む。

 ⑤藤山:5点
 藤山抜きにして薄いDFラインを凌ぎきることはできなかった。足を向けて寝られませんよ、全く。櫛引の生きた教材となるべく来季もいてほしかったのに・・・(泣)。今はもうただただ感謝。古巣の降格で対決はあるのか?

 ⑥パク・ジンス:1点
 ぶっちゃけ獲る必要があったんだろうか?恐らくはボランチの穴埋め補強だったんだろうが、最初からここの補強をしっかりやっておけば・・・。強化部も当たればラッキーみたいにとりあえず獲ったと思うのはオレだけか?契約解除もどこかすっきりしないし。

 ⑦純平:5点
 清水からのレンタル移籍で加入。明らかに一段高いレベルなのはJ1だからなのか、安心の清水ブランドだからなのか。とにかく停滞していたコンサには格好の補強だった。どうやら来季もいてくれるようだし、砂川の退団と相まって否が応にも期待は膨らむ。

 ⑧三上:5点
 ユースからの2種登録&トップ昇格ということで新戦力扱いに。やや甘めだけど、それは期待値の高さ故ということで(笑)。去年の古田も衝撃的だったが、三上は既に3ゴールも挙げている上にどのゴールも質が高い。目立ちすぎてJ1のお金持ちが舌なめずりしてそうで怖い(苦笑)。ともあれ、来年はユースの先輩たちを遠慮なく蹴落としていただきたい。

※荒野は出場時間が短いので評価なし。

 成績が成績だけに評価が厳しくなるのは仕方ないかな。「近藤が厳しすぎる!」とツッコミ食らいそうだが、即戦力として獲得しているしFWはゴールを挙げてナンボということで・・・。
 強化部全体としてはウッチーや藤山の獲得はプラス要因として挙げられるけど、ボランチ補強を怠るなどバランスの悪さはやはりマイナス要因に挙げざるを得ない。純平の途中補強でいくぶん盛り返したけど、シーズン全体で考えると2点が妥当とみる。来季に向けての補強はまだ不透明な部分が多いし、戦術厨的に楽しみとしてとっときたい(苦笑)。別館でさらっと触れているので興味のある方はそちらを御覧いただくということで・・・。

 次は監督とシーズン全体の戦い方について書くつもりだけど、1回ではたぶんムリ。
 久しぶりに戦術厨全開の暑苦しい展開になりそうなので苦手な方はスルーのほどを。
 ネタに走るのも当分ムリだろうな・・・。

posted by フラッ太 |00:11 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年12月08日

10コンサを振り返る①。

 月日の経つのは早いもので気がつけばシーズン終了。
 12月はネタ強化月間と位置づけてはいるものの、シーズンごとの総括はやはり必要。こういうネタは早い者勝ちでもあるので(笑)。大部分、この方がやってくれるものと勝手に期待を込めて(←オイ!)、こちらは気軽にやっていこうかなと思う次第。1発目は定番どころでベスト&ワーストゲームの選定を。

 ①ベストゲーム:第38節 VS熊本
 これは文句ないでしょう。4-0の完封勝利&劇的すぎる砂川の1ゴール&1アシスト。
 三上の2ゴールも来季に希望が持てるものだったし、こういう試合を続けて質の向上と観客動員の大幅増を目指したいところ。純平が初ゴールを挙げた北九州戦は北九州には申し訳ないが勝って当たり前だったので・・・。

 ②ワーストゲーム:第2節 VS福岡
 公開説教を食らった国立での緑戦は一応点を獲ったので次点ということで。
 長いリーグ戦を戦う上で絶対に落としてはならない試合、勝たなくてはならない試合というのはいくつかある。その1つがホームでの開幕戦。今年はゴンの加入で注目度がいやが上にも高まっていたにもかかわらず、福岡相手に内容的にも完膚無きまでにやられたのはいちげんさんを取り込む機会を逃すという興業面でも痛かった。アフターインプレッションでも少し触れたが、少なからず両チーム共に影響を与えたんじゃなかろうか。もし、スコアが逆であれば昇格争いも逆の結果になっていたかもしれない・・・というのは言い過ぎ?

 ③印象的だった試合:第36節 VS徳島戦
 僕が参戦したから、というのはひとまずおいて。
 ケガ人続出の中、揃えられるメンツでどうにかこうにかやっていた状態で頼みの綱の高原が負傷退場。もし負けていたら完全崩壊していただろう。ギリギリ踏みとどまって勝ちをもぎ取った試合。負けていたらノブリン解任確定だったのはともかく。僕はサポーターの力が勝たせたと今でも思っている。

 ④転機となった試合:第8節 VS水戸戦
 ノブリンにとっては宮澤+カズゥの2ボランチを諦める意味で第2節の福岡戦だっただろうが、僕にとっては今年の昇格を諦める意味で転機となった試合。もともとコンサは逃げ馬体質でスタートダッシュに失敗したということもあるが、木山監督の思惑通りにやられてしまった試合であることも大きい。もともと、柏と千葉がいて本気モードの甲府もいるとあっては昇格争いは厳しいと思っていたので、肩の力を抜くきっかけになったという感じ。

 さて、振り返るシリーズの構成はどうしたもんか・・・。

posted by フラッ太 |01:42 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年12月06日

第38節VS熊本・アフターインプレッション。

 最終戦は熊本が相手。僕は熊本戦をひとつの試金石と捉えていた。というのは、熊本はかつて横浜FCをJ1に導いた高木琢也監督が率いていることと、着実に順位をJ2の中位に押し上げてきたことが挙げられる。J2で勝ち上がるには守備の構築が欠かせない。栃木もこれに当てはまると思うが、手堅いやり方であり確かに守備をしっかりすればJ1への道は近づく。実際、三浦コンサでJ1昇格しているのだから。
 しかし、それだけではJ1では到底戦えない、守るだけではJ1に居続けることはできないというのもコンサは同時に経験してきて、だからこそ石崎監督に2年間託してきたワケで・・・。熊本の試合を見ているわけではないので正しいとは言えないかもしれないけど、ある意味で典型的な堅守速攻のJ2クラブ相手にホームで勝てるかどうかというのは、来季のJ1昇格を占う上でも崩して勝つことが求められると思っていた。厳しい言い方をすれば、熊本に勝てないようではJ1昇格など覚束ない(熊本を見下しているワケではないのであしからず)。

 結果としては理想的であったものの、前半は熊本にやられっぱなし。
 チャレンジ&カバーをいともあっさりかわされてピンチの連続。熊本にしてみれば「ここで決めておけば・・・」ということになるが、裏を返せばコンサもそんな試合展開を何度もした挙げ句に勝てる可能性のあった試合を取りこぼしまくった。この時間帯を凌ぐことができたことは大きかったと思う。
 先制点は美しいゴールだった。それは三上のボレーがというだけではなくて、崩して奪ったゴールだったから。純平が左サイドでキープして追い越してきた砂川にパス。征也がナナメに走って熊本DF陣を全員(!)引きつけておいて砂川がどフリーの三上にエンジェルパスで三上がボレーシュート。砂川・征也・三上が走り込む姿はさながらバスケの三線速攻のよう。千葉戦での宮澤の決勝ゴールもこれに近いが、三上の芸術点を加味するとこれが今年のベストゴールといって良い(笑)。

 大伍がフル代表に近づいたことで「征也は何やってんだ!」という声が大きくなりそうだけど、熊本戦は全体的には良い動きをしていたと思う。三上の先制ゴールは征也のお膳立ても大きいし。熊本戦は岩沼と芳賀のボランチコンビだったけど、岩沼がキレてたなあ。宮澤を彷彿とさせる変態スルーパス(←褒め言葉です念のため)も通したし。カズゥにはカズゥの良さがあるんだけど、カズゥが持つといったん流れが止まることが多くなるのでどうしてもじれったく感じてしまう。その点、岩沼は持ちすぎることがなかったのは良かった。
 それと、西嶋のポジショニングの良さは本職がDFとは思えん。ここでこぼれ球を拾って欲しいというところでほとんど顔を出しミドルまで決めちまうってのは・・・。砂川のFKはGKとの駆け引き勝ちで、蹴った瞬間勝負アリ。ゴール裏で生で観たサポーターがすんごくうらやましいぞっ。三上のダメ押しゴールは「ホントにユースの選手なの?」っていうくらいの落ち着きぶり。闇雲にシュート打てばいいってもんじゃないのをユースっ子に教えられるとは・・・。

 攻撃面でやっと結果が出た試合。しかし、守備はまだまだ寄せが甘いなど改善点は多い。
 カズゥ欠場で真ん中がどうなることかと思ったけど、思った以上にやれていたんじゃないかなあ。芳賀がキープレイヤーであることに変わりはないんだけど、宮澤・カズゥが共にいない状態で4-0の圧勝劇となったのをノブリンはどう思ったのだろうか・・・。MOMは当然砂川。砂川のあのふんわりパスはホント素晴らしい。来年、砂川の役割を誰が果たすのかと考えると心配になるくらい。最も近いのは純平だろうが、確実にいてくれる保証はないし・・・。

 ともあれ、最後の最後でやっと目指す形が結果になって現れた試合。
 もっと早い段階で・・・というのは誰しもが思うところではあるんだろうけど。あとは、ここからどう肉付けをして上積みをしていくか。選手の日々の努力ももちろん必要だが、これからのシーズンオフは強化部の腕の見せどころ。監督含めた人事を早いところ決めてほしいもんである。

posted by フラッ太 |22:40 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)

2010年12月06日

大きくなりやがって・・・。

 はい、ピンときた貴方はアラフォーです(笑)。

 大伍がアジアカップの日本代表に選ばれた。
 予備登録、恐らくは選手層が薄いサイドバックでの選出で、中盤に比べて倍率が低いなど茶々を入れることもできるかもしれないが、フル代表に選出されることは並大抵のことじゃないわけで、これはもう大伍の努力が報われたことに他ならない。もちろん、ここから単純計算で半分がふるい落とされる熾烈な競争が待っているからさらなる精進が必要なのは言うまでもないこと。ただ、大伍ならやってくれることだろう。

 新潟でレギュラーを掴んで、もう大伍はコンサに戻ることはないだろうなと思っていた矢先に鹿島が横槍を入れてきたという報道もある。いっそうコンサに戻る理由がないよなあ。鹿島としちゃ内田の後釜も欲しいだろうし大伍にはもう「前だけ見て進め!」という感じ。

 大伍を戻せないのはクラブが貧乏だからじゃない、上がれなかったオレたちが悪いのだ。

 何かこう踏ん切りがついたというか、レベル的にも金銭的にも手の届かないところに飛んでっちまったなあと妙に感慨深くなったりして・・・。イヤだねぇ全く、トシはとりたくないもんだよ。征也に関しては今いろいろ言ってしまうとひいきの引き倒しになってしまうので、今年を総括する時にグチってみようかと(苦笑)。

posted by フラッ太 |16:48 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年12月05日

終わりコンサは砂で勝つ。

 尾張名古屋は城で持つ。コンサドーレはサポで持つ。・・・というのは以前書いた気がするが、
 今年の最終戦は砂川で“優秀の美”を飾ったのでタイトルもちょっと洒落てみた(笑)。
 では、今年を久しぶりのインチキ漢文で締めよう!

 昨日試合、三十八節、対戦相手、赤馬熊本、過去対戦、勝利皆無、得点皆無、難敵強敵。
 赤馬指揮、高木琢也、中位躍進、我等札幌、下位低迷、最終試合、意地矜持、発動希望。
 試合前半、防戦一方、冷汗連続。西嶋弘之、位置良好、擬似FW?中距離弾、数本披露。
 先制得点、三十一分、三上陽輔、美技得点。
 藤田征也、守備誘導、我等乃砂、絶妙配球。連携攻撃、見事実現、得点過程、今期最良。
 前半終了、壱対零也。岩沼俊介、通過配球、時折披露、期待増大。
 追加得点、六十四分。我等乃砂、直接蹴球、蹴球瞬間、優雅弾道、熊本GK、防御不能。
 又又得点、七十四分、西嶋弘之、低空弾道、左隅炸裂。位置良好、本職FW(笑)。
 七十七分、芳賀博信、熊本守備、一触即発、赤紙危機。
 昨日主審、前田拓哉、両者共々、黄紙贈呈、両成敗也、好判断也。
 駄目押点、八十六分、三上陽輔、冷静沈着、右隅蹴球。伸々成長、来季期待。
 試合終了、四対零也。劇的結末、佐保堪能、満場一致、俺達乃砂、MVP也。
 俺達乃砂、藤山竜仁、吉弘充志、今季最後。札幌退団、今年六名、感謝歩行、悲喜交々。
 今季終了、十三位也。来季札幌、捲土重来、雪辱熱望!

 さて、来年は何回インチキ漢文を書けることやら・・・。

posted by フラッ太 |21:42 | ネタの殿堂 | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年12月05日

神様のダメ出しは・・・。

 神戸が絶対不利と思われた残留争い。ところが、フタを開けてみれば神戸がアウェイで浦和に4-0の圧勝で、FC東京は京都に0-2の敗戦で降格の憂き目にあったのはFC東京となった。無失点試合は22節の神戸戦のみという京都のザル守備にもかかわらず、である。
 FC東京降格によって東京ダービーはJ2で行われることになった。J2東京ダービーといえば浦和サポのダンマクが一時話題になったが、浦和サポはどう感じているんだろうか?ざまぁみろと思うのか、カモにしていたチームのJ2落ちは淋しいと思うのか・・・。もっとも、ポンテの送別試合なのに残留崖っぷちの神戸にホームで0-4の虐殺食らって「ざけんなバカ!」と怒り心頭かもしれんが。

 これで降格が決まったのは湘南・京都・FC東京の3チーム。金遣いの下手なクラブは京都だけで十分とサッカーの神様が思ったのかはわからないけど、個人的な印象としては降格したクラブはこんな感じ。

 湘南:もともとJ1を戦い抜くには厳しい戦力で、降格は致し方なかった。
 京都:カネはあるが使い方が下手。監督を含めた編成ミス。
 FC東京:選手個々の能力は高いが、チームリーダー・核の不在で悪い流れを断ち切れなかった

 で、他のクラブに目を向けるとJ1では清水とマリノスか。
 清水は長谷川政権の終焉というイメージ。ACL入りを逃し、契約満了選手が多いのは世代交代というよりはA契約の枠を空ける事情があるようなので一概に大量解雇とは言えず、政権交代であればむしろ健全な取捨選択をしたんじゃないかと思っている。
 一方、騒動になっているのがマリノス。結果としては“俊輔シフト”になった印象があるが、クラブの功労者ともいえる松田とのゴタゴタが来季の補強にも影を落とし始めてもいるようで。好意的に考えれば、木村監督は松田も残す腹積もりでいたのがフロント側から大幅な強化費の圧縮を言い渡されて、そのしわ寄せが松田に行ってしまったとなるが・・・。木村和司監督は長島茂雄になるのか王貞治になるのか。この点で来季は注目だ。

 翻ってコンサ。
 戦力がJ1に上がれるものかどうかはなかなか判断しにくいところだけど、編成ミスやチームリーダー・核の不在というのは当てはまるだろう。最終戦後の監督の発言が非常に気になるところではあるが、これは正式発表を待つよりない。ただ、ビシッと太い幹のあるチーム作りや補強、経営方針を示す必要があるのは確かなこと。・・・後釜、ちゃんと探してるのか?

posted by フラッ太 |14:32 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)

2010年12月04日

文句なし!

>土曜の12時30分キックオフじゃ朝イチの特急でも間に合わないってば・・・。

 今年の最終戦、熊本戦は4-0の快勝。KKウイングの借りを札幌ドームでキッチリお返し。
 三上2ゴールも素晴らしいが、今季限りでコンサを去る俺たちの砂川誠が1ゴール&1アシスト。
 そして直接FKまで決めたとあってはもう大・砂川祭りでしょう。
 去年のソダンといい、ここまで見事な幕切れはそう見られるもんじゃない。

 これだからコンササポはやめられんのだよ。

 来年は「観に来て良かった!」という試合を多くしてほしいが、まあ今日は素直に勝利を喜ぼう。
 今年は「これぞベストゲーム!」という試合になかなかお目にかかれなかったが、最終節でようやっと結果となって現れたと言っていいのでは。ホームゲームにもかかわらず、サブですら4人しか揃えられない中でこれだけの結果を出せたことは来季に向けて大いに弾みがつく。

 ただ、問題がひとつ。それはこんな素晴らしい勝利の後にもかかわらず、
 これから仕事で祝杯を挙げられないことである。うわーん!(大泣)

posted by フラッ太 |15:01 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)

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