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2022年11月14日

過去の清水に学ぶ。~「やり切る」意味~

立田が「どうにもなんねぇ…」とうなだれるのも印象深いんだよなあ…

 タイでのチャレンジカップ。

 結果はまあお察しといったところだが、TLでは井川に対して厳しい声があるようで。
 そこで追うのをやめてるようじゃ話にならない、上手い下手以前の問題だ!といったところ。

 小次郎に対して厳しい声が飛ぶのは今に始まった話じゃないが、
 なるほど確かに諦めてると感じさせるようでは怠慢プレーの誹りを受けても文句は言えまい。
 怠慢プレーが監督の逆鱗に触れて…って話がファイターズでもあったしね。

 そこで思い起こしたのが「やり切る」こと、ダイジェストでやり切るという言葉を使っていたのが3年前のホーム開幕戦。この試合はアンロペ2ゴール→落下事件→何事もなかったかのようにさらに2ゴールとアンロペがみんな持ってった試合。

 といっても、やり切るという言葉が出たのはアンロペに対してではなく、清水の滝に対して。現在、鹿島の監督を務める岩政先生がDAZNでの解説で用いていたのだが、大勢が決してしまった試合でも終了間際に外に出そうなボールを残して1点返して1-5から2-5にしたことに対してやり切ることは大事だと言っていた。

 なぜ試合に出られないのか?となると究極的にはヘタだからってことになるんだろうが
 見る側もそこんところは分かってて、その上で何ができるのか?を見てみたいと思ってる。

 滝のゴールだって勝敗にはほとんど影響はない。得失点差が1つ良くなるだけかもしれない。それでもやり切ることで後々響いたかもしれないし、個人スタッツで1点という結果を得ることで今すぐには何の意味もなくても見ている人が見ていてくれるかもしれない。

 井川に対して厳しい声が飛ぶのはそういうところじゃないかな。
 「チャンス与えられたのに、そこでやり切らんでどうする!」と。
 同じ失点でもやり切った上でならまだ飲み込むこともできるが、それはないだろう、と。

 宮澤や駒井が苦しい時にあと1歩が出ると言ってくれるけど、それとて普段全力でやっている上でそこからさらに1歩が出せる。ゴール裏の方々は至近距離でそうした頑張りを間近に見ているぶんだけ敏感になってるし井川に対して厳しい声が飛ぶんじゃないかな。

 キツい言い方をすれば井川は競争のスタートラインにすら立ててない。
 それじゃあ試合に出るどころの話じゃないよね、と。

posted by フラッ太 |16:30 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)