2022年05月23日
我慢強さの象徴。
>すまんな磐田さん、桐耶は元FWなのよ… ルヴァン杯GS最終節・VS鳥栖戦@ドームは1-1のドロー。 これでグループ2位通過となり4年連続プレーオフステージ進出決定。 スタメンと結果しか知らない状態でサポーターズブログ開くとかなりのヒヤヒヤぶり。 それでも、今日“鳥栖先輩”を向こうに回してドローで凌ぎ切り果実を得た。 親の意見と冷酒じゃないけど、これは後でじわじわ意味を持つんじゃないかと思っている。 やはり桐耶が決めたことが大きい。 コンサには独特の我慢強さがあると思っているが、桐耶はその象徴と言っていい。 後でじわじわ、というのはもう6年前になるJ2最終節。当時は「う~ん…」という思いが占めていて、あまり声を大にして祝えないなと感じていたんだが、それと似たような感覚を今度はポジティブ多めで感じている、というわけである。 桐耶でなければここまで頑張ってこられなかったし、 コンサでなければここまで保有し続けられなかった。そう思っている。 今シーズンは大八の“覚醒”ぶりが目立つが、 桐耶とて途中出場ではあるもののミシャに戦力として認められてきている。 だからこそ、大一番で結果を出したことがすごくうれしいし意味のあることだな、と。 鳥栖は経営危機が噂される中、ユースの躍進が目覚ましい。中野伸哉や本田風智は言うに及ばず、清水に移籍した松岡やシントトロイデンに移籍した林大地などどんどんJ1に出るどころか他クラブに“輸出”している。プレミアウエストは神戸などレベルの高いクラブユースも多いが、もしかしたら今一番来ているのは鳥栖では?と思うくらい。
…と、ここまで書いていたのが先週の水曜日。 そして、昨日の磐田戦の陰の立役者となった桐耶に対して 「5,6失点してでも育てたい」とまでミシャに言わしめた。 〇<<ミシャTalk>>中村桐耶は札幌の中心選手になれる こういう起用ができるのもミシャの眼力、今までの実績や信用あっての話だが、コンサの我慢の象徴とも言える桐耶が大事に育てられてきていること、ミシャに任せるフロント、信じてついてきた桐耶それぞれの存在あってだよなあ、と。 鳥栖戦のゴールだって簡単そうにやってるが、ダイレクトで左隅にキッチリとコントロールして流し込むってのはなかなかのもの。あれは“普通の”DFじゃあそこまでキレイに決まらないのでは?磐田戦の深井さんと駒井のゴールも絶対的な武器が必要なゴールというよりは「そこにいれば簡単に決められる」というポジショニングあってのものだよなあ、と。もちろん、そこから先は選手個々の技術が問われるんだけどね。金子、頼むよ…。 とかく「ミシャは最先端の戦術を取り入れている!」みたいなことを言われがちだけど 実際はフリーでシュートを撃てば決まるという“当たり前”を求めてるだけじゃないかと。 例えばジェイのようなわかりやすく秀でたものがない駒井でもクロスからゴールできた。要はGK含めた11人で組み立てて、それをいくつ増やせるかということじゃないのかなあ。スタメンにFWがいなくても2点取って勝ったってのが何というか「考えて作った勝利」なのかなあと思っているんである。
posted by フラッ太 |23:35 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)