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2021年04月12日

【クソ長いので注意】新機軸!?J1第9節感想戦!

>アジアンベコムさん、ツイートも辛辣やな…

【感想戦】
感想戦(かんそうせん)とは、囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、対局後に開始から終局まで、またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。

 孔明さんのブログでルーカスは右か左か?といったやり取りがあったので、どうせなら妄想全開にして鹿島戦の交代カードの切り方をグチグチと振り返ってみよう!というのが今回の趣旨なわけだが、正直続けられる気がしないので限りなく1発ネタってことで。過去は過去だからさ。

 まずはコンサ側で実際に行われた選手交代を振り返る(公式基準)。
①46分(後半開始時):宮澤OUT大八IN 駿汰が真ん中のCB、大八が右CBに
⓶60分:駒井OUTジェイIN ジェイ1トップ、アンロペは右シャドーにスライド
③82分:菅OUTルーカスIN ルーカスが左WBに
④89分:金子OUT柳IN 柳が右WBに

 率直な感想としてはこんなもんだろうな、と。信頼度からして大ハズレってことはないと思う。ジェイを後半頭からとも思ったが、ケガ明けの選手起用はミシャが慎重を期しているようで恐らくは時間限定の可能性が高い。無理使いが続いている駒井を下げてジェイをトップに、アンロペ右シャドーも普段やっている形なので自然な一手。

 で、ルーカスは右か左か?の話になるわけだが、基本的な認識としては右に入るなら主にクロス、左に入るならドリブルでPAに侵入するのが主なタスクとしている。なので、ジェイへのクロスを期待するなら右に入れるのが自然。アンロペが右シャドーに入っているので、そこでの連携も期待できるだろう。

 では、なぜ左に入れたのか?
 結論から言えば金子がいるからになるんだけど、金子を使い続ける理由は何なのか?

 ストロングポイント、信頼度の高さと言ってもいいけど、最近の傾向としてドリブルの回数や成功数が多いなど攻撃において金子が欠かせない存在になっていること。そして、鹿島戦に関して言えば(主に福森からの)フィードから金子にというのがほぼ唯一の攻撃の起点になっていたこと。

 したがって、金子を早い時間帯で引っ込めることはまずありえない。
 柳がほぼオマケみたいな起用のされ方が続いているのもそれをうかがわせる。
 加えて、ルーカスを右に入れてしまうと
 金子とアンロペのどちらかを諦めなくてはならなくなるからと考える。

 鹿島戦だと駒井OUTルーカスINで金子を右シャドーにスライドさせることが考えられる。そうなるとジェイを入れようとすると結局金子かアンロペのどちらかを下げざるを得ない(金子が左のシャドーやWBに回ったケースはない)。したがって、“全部乗せ”をしようとするとルーカスを右に入れるという選択肢はないとなってしまう。

 ルーカスが左でなければならないこととは直接関係がないが、
 ジェイを入れることでサイドが空きやすくなるというのが期待できる。

 単純にサイドからクロスを入れられるのも怖いからCBがダブルチームでジェイにつくなどして中を固めることもだが、ジェイは足元に収めてからのポストワークが巧いので守備の意識を中央に向けやすくなる。
 鹿島が2トップに当ててボランチやSHが前を向いてプレーできるようにしたことで攻撃の圧力を高めたようにジェイを入れることで攻撃の起点を増やす、中央に意識を向けさせてサイドを使うことを考えたんじゃないかなあ。ジェイが空中戦で強いのはわかってるわけだし、金子の右サイド偏重よりもバランスが取れてくるし…。


 …と、ここまで書いて、アジアンベコムさんのレビューを読んだら、いかに自分の考えが浅いかを思い知らされた(汗)。上手く言えないけど、去年の横浜FC戦でジェイが引いてアンロペが出るといったような押し引きに工夫が必要かなと思う一方で、人数かけて相手がそれに付き合わないようにしているのかなとも思ったり。

 間違いなく言えるのは、やっぱり感想戦は1発ネタだなということである(汗)。
 まあ、いいじゃないっすか。妄想を爆発させるくらいには鹿島に迫れたんだし…。

posted by フラッ太 |12:45 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)